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トッパン・フォームズ ボストン美術館コレクションから生まれた保永堂版「東海道五拾三次絵巻」を姉妹提携60周年で京都市に寄贈

2019.3.14

京都市に保永堂版「東海道五十三次絵巻」を寄贈(左から京都市副市長 植村哲氏、京都市長 門川大作氏、トッパン・フォームズ執行役員企画販促本部長 米田広宣氏)

トッパン・フォームズは、3月14日、京都市に「京都・ボストン姉妹 都市提携60周年記念」として、歌川広重の保永堂版「東海道五十三次」を原寸大で 再現し、絵巻化した保永堂版「東海道五拾三次絵巻」を寄贈した。

同社は昨年3月、高精細なデジタル印刷の技術を活かして同製品を制作、販売を 開始している。

「東海道五拾三次絵巻」は、ボストン美術館に所蔵される高品位の 浮世絵原画を復刻し、絵巻物という形態により55枚の浮世絵を連続して鑑賞することが 可能となった製品。採用した原画の大半を占めるスポルディング・コレクションは、 繊細な色彩を持つがゆえに公開展示が禁止されており、原寸大による複製は学術的にも 大変価値の高いものとなっている。

保永堂版「東海道五十三次絵巻」

保永堂版「東海道五十三次絵巻」

今回の寄贈先となった京都市は、東海道五十三次の終点、西の起点とも言われている 三條大橋がある場所として知らている。さらにスポルディング・コレクションを所蔵するボストン 美術館がある米国・ボストン市と姉妹都市提携を結んでおり、今年で60周年を迎えている。同社では今回の寄贈を通して、京都市とボストン市の友好関係が深まる一助となればと考えているという。

なおトッパンフォームズは、今後も他の宿場町に対しても寄贈を行い、持続的な文化貢献活動を実施していく予定としている。