【page2019】コダック “Smart Innovation!” 、完全無処理CTPなどを提案

コダックジャパンは“Smart Innovation!”をテーマに、page2019でUV印刷対応完全無処理CTPプレート『KODAK SONORA CX』など最新ソリューションを紹介する。

『SONORA CX』は、日本全国47都道府県で450社を超える導入実績を持つ。視認性、耐刷性、耐キズ性、印刷適性、機上現像性能に高い評価を得ている。視認性は従来比1.5倍向上し、油性枚葉印刷、省電力UV印刷では10万枚、オフ輪で50万枚を超える耐刷実績を有している。実演では、スマートフォンやタブレット端末から、時間、場所、人を選ばずにCTPの出力と管理が可能な『KODAK Mobile CTP Control App』を用いる。現像機不要、省スペースに加えて時間、場所、人を選ばずに使える「ロケーションフリーCTP」を提案する。

このほか、世界で6万ライセンス以上の導入実績を誇るワークフローシステム『KODAK PRINERGY Platform』の最新バージョン8.3を実演。BCP対策や業務の可視化に有効なPRINERGY CloudソリューションのAI機能を駆使したオートギャンギングや、データストレージサービスを紹介するほか、アナリティクスサービスのツールとして新たにリリースされた『Ink&Plate Usage』を解説。データやファイルごとにインクや資材のコストを試算する機能などを提案する。パッケージ印刷向けのデータ編集ツールPRINERGY Toolsも出展する。

現像機不要のUV印刷対応完全無処理CTPプレートKODAK SONORA

UV印刷対応の完全無処理CTPプレートSONORA CXプロセスフリープレートは、導入ユーザーが日本全国47全都道府県で450社を超える。優れた視認性、耐刷性、耐キズ性、印刷適性、機上現像性能が評価されており、視認性は従来比1.5倍向上。油性枚葉印刷、省電力UV印刷では10万枚、オフ輪では50万枚を超える耐刷実績を有している。(※耐刷性能は印刷条件によって異なる)

SONORA CXは、コダック独自の単層構造のプレートであるため、酸素遮断層や感光層が湿し水に溶け出して、湿し水を汚染することがない。従来の現像有りの刷版と同様に何の違和感も無く普通に印刷できるプレートとして印刷機のオペレーターからも好評。また、現像機が不要になったことで、薬品の購入コスト、廃液の回収コスト、さらには人件費等を含めると年間300万円以上もコストが削減した事例もある。

省スペース・省電力ベストセラー プレートセッターKODAK TRENDSETTER

TRENDSETTERは、コダックの多彩なプレートセッターラインアップの中で最も多く導入されている省スペース設計のベストセラーモデル。コンパクトなマニュアル機からマルチカセットモデル、A全対応モデルまでの多彩なラインアップを取り揃えニーズに応じて最適なモデルが選択可能。また、TRENDSETTERは、品質と生産性を最大限に高めるとともに、環境への負荷も最小化を図っており、新開発の冷却システムにより従来モデルと比べて最大30%の省エネルギーを達成している。イメージング時の消費電力もわずか770Wと飛躍的な省エネ化を実現。SONORAプロセスフリープレートと組み合わせて使用することで、自動現像機と処理液などの薬品、それに伴う維持費や人件費が不要になり、環境負荷の軽減だけでなく大幅なコスト削減も実現する。

ロケーションフリーCTP構想を推進するKODAK Mobile CTP Control App.

コダック ブースでは、スマートフォンやタブレット端末を使って、いつでも、どこでも、だれでもCTPの出力と管理が可能となるMobile CTP Control App.を実際に使用して、TRENDSETTERプレートセッターへのプレート出力指示を実演。SONORA CXプロセスフリープレートを出力し、現像機不要、省スペースに加えていつでも、どこでも、だれでも使える『ロケーションフリーCTP』を提案する。

ワークフローシステムKODAK PRINERGYワークフロー最新バージョン8.3、AI機能を活用したPRINERGY Cloudソリューション

page2019のコダック ブースでは、全世界で60,000ライセンス以上の豊富な導入実績を誇るワークフローシステムPRINERGY Platformの最新バージョン8.3を実演で紹介。また、BCP対策や業務の可視化に有効なPRINERGY CloudソリューションのAI機能を駆使したオートギャンギングや、データストレージサービスを紹介する他、アナリティクスサービスのツールとして新たにリリースされた「Ink & Plate Usage」によるデータやファイルごとにインクや資材のコストを試算する機能なども紹介する。

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