凸版印刷 労務管理とホシデンの生体センサー「MEDiTAG」を連携

凸版印刷は、作業員の労務状況を分析できるサービス「ID-Watchy(アイディーウォッチー)」に、 ホシデン製のリストバンド型生体センサー「MEDiTAG(メディタグ)」を連携させ、 位置情報と映像データによる労務管理に加えて、作業員の健康状態を把握できる機能を追加した「ID-Watchy Bio(アイディーウォッチーバイオ)」を開発した。

これにより労務状況の分析と連携してデータを活用し、企業の健康経営につなげることができる。建設業や製造業、企業人事・総務部門などに向けて、2018年12月に販売を開始する予定。

「ID-Watchy Bio」イメージ
「ID-Watchy Bio」イメージ

ID-Watchyは、Bluetooth技術による位置情報とネットワークカメラによる映像データを組み合わせ、人や資材の動態を可視化して、作業員の労務状況を分析できるというもの。

新製品の「ID-Watchy Bio」は、作業員が身に付けた生体センサーから、 労働環境における作業員の位置情報、 健康情報を取得。 映像データを組み合わせて作業員一人ひとりの労務状況と健康状態を管理する。 これにより、空調温度の調整や休憩時間のタイミングなどの具体的な労働環境の改善、人員の最適配置などを行うことができ、 企業の健康経営に活用できる。 「ID-Watchy」の特長は、作業員一人ひとりの労務状況を管理・分析でき、生体センサー「MEDiTAG」を付けるだけで 健康・行動・位置情報を手軽に把握可能。健康・行動・位置情報を連携することで、現場での災害、 事故を未然に防止する。

なお、9月12日~14日まで、東京ビッグサイトで開催される「第20回自動認識総合展」の凸版印刷ブースで デモンストレーションを展示する。

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