SCREEN 高速連帳機「Truepress JET 560HDX」と軟包装機「Truepress PAC 830F」がEDP Awards 2026で部門賞をダブル受賞
株式会社SCREENグラフィックソリューションズの高速連帳インクジェット印刷機「Truepress JET 560HDX」と軟包装向けインクジェットデジタル印刷機「Truepress PAC 830F」が、欧州の印刷業界誌団体であるEuropean Digital Press Association(EDP)より「EDP Awards 2026」の部門賞をそれぞれ受賞した。授賞式は5月20日にスペイン・バルセロナで開催された「FESPA 2026」において行われた。
商業印刷のフラッグシップ機JET 560HDXが「Best Web Fed Printer賞」を受賞
商業印刷部門で受賞した「Truepress JET 560HDX」は、同社の高速連帳デジタルインクジェット印刷機のフラッグシップモデルる。高精細な表現力と高い生産性、容易な操作性を兼ね備え、印刷業界に新たな価値を提供する。
同機は、新開発の高濃度水性インク「Truepress ink SC2」を採用することで、従来は前処理が必要であったオフセットコート紙への直接印刷を実現した。用紙幅は560mmまで対応し、最高150m/分の印刷速度を誇る。新開発の乾燥機構および搬送機構の採用により、商業印刷の主流領域においてオフセット印刷からの置き換えを可能にする。これらの進化が、インクジェット印刷機を真の量産技術へと押し上げたとして高く評価された。
軟包装市場の可能性を広げるPAC 830Fが「Best Flexible Packaging賞」を獲得
パッケージ印刷部門で受賞した「Truepress PAC 830F」は、リサイクル可能なプラスチックフィルム(PET、BOPP、MDO-PE)に対応する産業用シングルパスインクジェットデジタル印刷機。1,200×1,200dpiの高解像度と最大75m/分の印刷速度を両立し、小ロット生産やバージョン展開における収益化の可能性を示した。
同機は、食品業界で求められる安全性を備えた水性インクを搭載しており、環境負荷の低減や作業環境の改善にも貢献する。軟包装向けデジタル印刷の本格的なスケール化を見据えた将来性が、審査において重要な評価ポイントとなった。
欧州の専門家が革新性と生産性を評価するEDP Awardsの概要
「EDP Awards」は、欧州の主要な業界誌20誌の専門家で構成される審査委員会により、デジタル印刷業界に大きな影響を与えた革新的な技術をたたえる。技術的な卓越性と革新性を示す指標として、業界内で広く認知されている。
SCREENグラフィックソリューションズは、今後も商業印刷業界の多様なニーズに応えるソリューションを提供し、業界の持続的な発展に貢献する。



