Home DX

KSフォーラム 事業再構築へMA活用~SEデザインの取り組み学ぶ

 今年度第3回目となるナレッジシェアリングフォーラム(山田周会長/株式会社あけぼの印刷社、略称KSフォーラム)が12月5日、東京都中央区のリコージャパン晴海事業所で開催され、『デジタルマーケティングと事業再構築 何故、MAが必要なのか』を演題に会員の株式会社SEデザイン代表取締役社長の篠﨑晃一氏が自社の取り組みを紹介した。

SEデザインの篠﨑社長
2024年度第3回KSフォーラム参加者

 KSフォーラムはリコープロダクションプリンターのユーザーで構成され、プリントオンデマンドに限らず企業経営に関わるノウハウなどを共有する場として活動している。今回は会員17名が参加した。

 SEデザインはSE H&Iのグループ会社で、主に外資系IT関連企業を中心にブランドローカライズ、製品・サービスのプロモーション、セミナーイベントなどを支援している。フォーラムでは篠﨑氏がMAの歴史から、同社が取り扱っているMAツールの『HubSpot』の機能・利点、マーケティングオートメーション(MA)を活用した自社の事業再構築までを説明した。

  同社では大口クライアントからの受注を失うというビジネスリスクに対し、MAを活用して潜在クライアントの掘り起こしに着手。徐々に成果が表れており、組織の世代交代も進んでいる。また、オンデマンドプリンティングとMAが連携したビジネスの可能性にも言及した。

  フォーラムでは株式会社リコーから、同社GES室が取り組んでいるソリューション提案も紹介。今回は特色トナーの活用を促進する“グローバルアプリケーション”、ソフトやツールで製品と課題のギャップを埋める“ビスポークツール”、周辺機ベンダーとの連携を説明した。

関連記事

最新記事