電流協 「電流協アワード2026」大賞・特別賞が決定 大賞は図書館蔵書検索サービス「カーリル」、出版コンテンツの利活用を促進する社会インフラとして評価
一般社団法人電子出版制作・流通協議会(電流協)は、第9回となる「電流協アワード2026」を実施し、大賞に株式会社カーリルによる図書館蔵書検索サービス「カーリル」等の展開を選出した。
同アワードは、電子を含めた出版分野の制作と流通に関して、企業・団体等による優れた製品、サービス、コンテンツ、業績、研究を表彰する。出版市場全般の活性化と発展に寄与することを目的に2018年より実施している。第9回となる今回は、電子出版関連の学識経験者や有識者で構成する選考委員会が、自薦・他薦を含む多数の候補の中から大賞1件、特別賞2件を選出した。
大賞に株式会社カーリルのDB検索サービス
大賞には、株式会社カーリルの「図書館蔵書検索サービス『カーリル』等各種DB検索サービス」が選ばれた。同社は高度な技術を用いて偏在する書誌・所蔵情報を統合し、読者の利便性を向上させた。「カーリル学校図書館支援プログラム」の無償提供や「書店在庫情報プロジェクト」の開発を通じ、図書館、書店、読者を結ぶプラットフォームを確立。出版コンテンツの利活用を促進する社会インフラとしての功績を評価した。
特別賞はネットアドバンスと有隣堂の2サービス
特別賞には、株式会社ネットアドバンスのオンライン辞書・事典サービス「ジャパンナレッジ」と株式会社有隣堂の公式YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」を選出。
ネットアドバンスの「ジャパンナレッジ」は、膨大な出版資産をデジタル化し、横断検索を可能にした国内最大の知識基盤となっている。複数の出版社と連携して質の高いコンテンツを統合・配信するプラットフォームを構築し、デジタル制作・流通の標準を確立した点が評価された。
また、有隣堂の公式YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」は、登録者数50万人を超える発信力を背景に、独自のファンづくりを実践した。番組MCを活用したグッズ展開や店舗連動施策により、視聴者の来店や体験参加といった行動を創出。ブランディングおよびデジタルコミュニケーションの面で成果を挙げた。
電流協アワード2026 受賞一覧
- 【電流協アワード大賞】:図書館蔵書検索サービス「カーリル」等各種DB検索サービスの展開/株式会社カーリル
- 【電流協アワード特別賞】:オンライン辞書・事典サービス「ジャパンナレッジ」/株式会社ネットアドバンス
- 【電流協アワード特別賞】:有隣堂公式YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」/株式会社有隣堂

