広島県・トータルワーク 破産手続き開始決定受ける(新型コロナウイルス関連倒産) 

広島県広島市の 有限会社トータルワーク は、4月4日、広島地裁へ自己破産を申請し、同日に破産手続き開始決定を受けた。負債は約2億1000万円。
同社は、1989年に創業した印刷業者。当初は広告代理業を営んでいたが、2006年10月に菊全版4色機を導入して印刷業を開始。チラシ、カタログ、ダイレクトメール、ポスターなどの印刷業務を主体に、各種媒体や印刷業務に付随するデザイン制作、イベント企画なども手がけ、広島県内を中心に九州や関東をエリアに事業を展開していた。
しかし、2016年3月期中にイベント企画事業から撤退。さらに同業者との価格競争の激化で業容の縮小を余儀なくされるなか、新型コロナウイルス感染拡大の影響で需要が急減。2022年の年売上高がダウンし、連続赤字を計上して財務内容は債務超過の状態が続いていた。この間、動画制作などにも取り組み収益改善を図ったが、大型案件が失注となり資金繰りがひっ迫。加えて資材価格の上昇が重荷となり先行きの見通しが立たなくなり、4月3日に事業を停止した。

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