和洋紙卸のタカハシ 破産手続き開始決定受ける

岐阜県大垣市の株式会社タカハシは、3月28日、岐阜地裁大垣支部よりより破産手続き開始決定を受けた。なお債権届け出期間は5月10日まで、財産状況報告集会は6月17日午後1時30分。負債は約2億3,000万円。

同社は、1912年に創業した老舗和洋紙卸売業者。印刷用紙や情報用紙などの洋紙類を主力に包装紙や封筒、クリアファイルなどを取り扱っていた。しかし、ペーパーレス化により印刷業者との取引が減少し、売上高が落ち込み、過去の累損から債務超過の状態が続いていた。業績の改善を図っていたが、2018年12月に取引の多かった地元の印刷業者の破綻で不良債権が発生。事業の継続を断念し、今回の措置となった。

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