吾妻印刷 破産手続き開始決定受ける(続報、新型コロナウイルス関連倒産)

神奈川の吾妻印刷株式会社は、8月2日、横浜地裁より破産手続き開始決定を受けた。負債は2021年11月期末時点で約4億5,000万円。
同社は1949年創業。商業印刷物を主体に各種伝票、新聞、定期刊行物、封筒、シールなどの印刷を手がけ、店舗ディスプレイ、ホームステージング、チャイルドテーブルの販売も行っていた。しかし取引先のコスト削減、デジタル化の進展にともなう印刷物需要の低迷で業況が減少基調となり、財務面でも債務超過に陥っていた。加えてコロナ禍による営業環境の一層の悪化から売上高が減少。先行きの見通しも立たなくなったことから、7月29日に横浜地裁へ自己破産を申請していた。

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