京都・ジャストプリント 破産手続き開始決定受ける(新型コロナウイルス関連倒産)

京都市下京区の株式会社ジャストプリントは、1月6日、京都地裁より破産手続き開始決定を受けた。負債は約5億7,000万円。

同社は、2002年に設立した印刷業者。全国の結婚式場を得意先とし、ブライダル関連の印刷業務や付随する紙製品の企画販売も手がけていた。近年は営業所の開設効果で業容拡大を続けていた。しかし、2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響で受注量が急減、業容が大きく縮小。収益性が悪化していた。その後、反動で業容は回復したものの、年商規模が戻らず、連続赤字から資金繰りが悪化。業績回復の見通しが立たず、1月5日付で一部の事業を製造委託先へ譲渡していたところ、今回の措置となった。

 

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