タカラ 自己破産申請へ

東京都文京区の株式会社タカラは、自己破産申請の準備に入った。負債は2018年7月期末時点で約4億円。

同社は、1976年12月に関西の製版会社の東京工場が分離独立する形で設立。同業者からの下請けをメインに、各種伝票、申込用紙、名刺、封筒などの印刷を展開していた。しかし、リーマン・ショック以降は金融機関向けビジネスフォームの扱いが減少。その後も売り上げの回復が進まないなか、金融機関からの借入金も負担となり採算も悪化していた。収益の改善も見込めないことから、事業継続を断念した。

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