EFI 来年4月のdrupa2021への出展を中止

Electronics For Imaging, Inc.(EFI)は従業員、顧客、潜在顧客、パートナーに対する配慮から、来年4月にドイツのデュッセルドルフで開催されるdrupa2021の出展を中止した。

EFIの会長兼CEOであるジェフ・ジェイコブソン氏は、「私は過去に2社の主要なdrupa出展企業を経営していたので、当社はdrupaと長年良好な関係を築いている」と述べた上で、「このトレードショーは、世界の印刷業界にとって、対面式のイベントで達成できる最高のものを常に提供してきた。しかし、来年の初めに、一般の人々が集まる場所がどのような状況になるのかということは誰もわからない。drupa 2021からの撤退は、慎重に考えた結果だが、残念な決断だった。EFIの社員全員は、世界におけるパンデミックの終息後、2021年以降の将来のdrupaイベント、および他の業界のトレードショーを楽しみにしている」と話している。

同社は、新型コロナウイルス感染症が対面イベントや営業活動に引き起こした大きな混乱を考慮して、顧客や潜在顧客のためにリモートでのイベントやデモンストレーションを開催しており、今後も開催していく予定。

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