桜井グラフィックシステムズ 第10回新技術発表会、4月14日~17日・岐阜工場

発表する桜井グラフィックシステムズの桜井隆太社長
発表する桜井グラフィックシステムズの桜井隆太社長

桜井グラフィックシステムズは、4月14日(火)から17日(金)まで岐阜県美濃市の岐阜工場で、「 第10回サクライ岐阜工場新技術発表会」を開催する。2月4日、東京本社で開催内容を発表した。桜井隆太社長は「お客様と共に新技術や製品開発に取り組んできた。10回目を迎える今回はその集大成としてアナログ技術(シルクスクリーン)とデジタル技術(インクジェット)を組み合わせた新製品を発表する。デジタルテクノロジーミックスを横展開し、想像を超える新しいマーケットを提案する。この機会に忌憚のない意見をいただき、お客様と共に新しいマーケットと価値を作っていきたい」と新技術発表会への来場を呼びかけた。

新技術発表会では、サクライと英国、イタリア、スイス、デンマークのメーカー、ベンダーとの連携により「DMS-80SD-EXTストップシリンダー型全自動スクリーン印刷機インクジェット装置搭載2色ライン」、改良を加えた箔押し機LQM-105とライン化した「MS-102AX + LQM-105 EVOLUTION + SI-102IN102型スクリーン印刷機 + ホットフォイル加工ライン」の新製品を発表する。

sakuraiDMS-80SD-EXTはワンパスで複合的な熱転写シートの印刷加工を行うシステム。衣類への転写を目的とした図柄をインクジェットで4色印刷し、白打ち・糊引と、白打ちのスクリーン印刷の後に、粉撒き機を通過することで、印刷された場所のみにパウダーが散布され、ワンパスで熱転写シートを作成する。

全自動スクリーン印刷機ホットフォイル加工・印刷検査ラインは、昨年発表の箔押し加工機LQM-105を高機能化したもの。全面張りや多面付けを実現し、箔の型を使用しないことから汎用性や低コスト性に優れ、3インチコアの採用で箔の交換頻度を低減させ、交換を片側から可能とした。ホットフォイル加工後には検査装置により不良検知を行い、品質管理を万全としている。

〔第10回新技術発表会開催概要〕

・日 時:2020年4月14日(火)~4月17日(金) 午前10時~午後5時

・会 場:桜井グラフィックシステムズ 岐阜工場(岐阜県美濃市亀野町3951)

・テーマ:アナログ(シルクスクリーン)とデジタル(インクジェット)の融合

・共催:光文堂

・協賛:東洋インキ、日研化学研究所、塚谷刃物製作所、富士フイルム、十条ケミカル、村田金箔グループ、カタニ産業、ウエブテック

〔出展機種NEW〕

DMS-80SD-EXT+CCDストップシリンダー型全自動スクリーン印刷機インクジェット装置搭載2色ライン、MS-102AX + LQM-105 EVOLUTION + SI-102IN ストップシリンダー型全自動スクリーン印刷機 + ホットフォイル加工 + 検査ライン、UPGRADEMSDR-30 + UV + HOT シリンダー型ロールツーロールスクリーン印刷機(25μm厚対応)、UPGRADESSW-104スクリーン版洗浄装置、MF-80VIIフラットベッド型全自動スクリーン印刷機

〔その他の出展機〕

MS-110DDS + CCDサーボ駆動シリンダー型スクリーン印刷機、OL-266SIP+ナンバー(菊半裁2色両面兼用オフセット印刷機ナンバー装置搭載)、OL-266RCSロータリー複合加工機、SIS-1800フィルムセッター

〔問合先〕

株式会社桜井グラフィックシステムズ

岐阜工場 TEL:0575-33-1260 / FAX:0575-33-3146

東京本社 TEL:03-3643-1131 / FAX:03-3643-1138

詳細はホームページで紹介 https://www.sakurai-gs.co.jp/news/2020/1.html

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