富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ（ＦＦＧＳ）は、１月30日から２月１日まで東京ビッグサイトで開催される「Convertech JAPAN」に出展する。

今回は「２つの革新力で、コンバーティングの世界に新たな価値を。」のテーマのもと、デジタルプレスと水性フレキソ印刷の２大ソリューションを中心に、軟包装分野の課題解決・付加価値創出に貢献する最新のシステムを紹介する。

会場では、独自の画像形成技術「EUCON　Technology」により高品質・高生産性・低臭気を実現したUVインクジェットデジタルプレス「Jet Press 540WV」、UVインクジェット＋水性グラビア印刷ユニットによるハイブリッドプレス「Jet Press 540WH」、溶剤フリーの水現像フレキソ版「FLENEX FWシリーズ」を中心に、軟包装向けソリューションを出展する。活用事例として、顧客企業による実際のジョブやサンプルを多数展示し、具体的な導入メリットや付加価値提案のヒントを紹介する。

なお、会期中の２月１日 13:10～、主催者企画「多品種小ロット生産セミナー」でも講演。講演内容は、ＦＦＧＳの特殊印刷事業部 パッケージ営業部 担当部長の菅沼敦氏が、『入が加速する軟包装用UVインクジェットデジタルプレスの最新動向』をテーマに語る。セミナー会場は、東３ホール内。

【主な出展製品】

●軟包装用UVインクジェットデジタルプレス　Jet Press 540WV （サンプル展示）・・・独自の「EUCON Technology」を搭載し、高品質・高生産性・低臭気を実現。VOCフリーのUVインクにより環境性・安全性にも優れ、多様な用途に活用できる。

●軟包装用インクジェット・グラビアハイブリッドプレス　Jet Press 540WH（仮称）（ サンプル展示）・・・UVインクジェット＋水性グラビア印刷ユニットによるハイブリッド印刷システム。使用量の多い白を
水性グラビアインキとすることで、低ランニングコストを実現している。

●新製品：UVインキ用 水現像フレキソ版　FLENEX FW-U2・・・「富士トレリーフ」の処理機で製版可能なUVインキ用水現像フレキソ版。優れた着肉性と画像再現性に加え、版面インキ汚れ耐性の改善によりロン
グラン印刷時の生産性向上に寄与する。

●UV/水性インキ用 水現像フレキソ版　FLENEX FW-L2・・・200線１～99％の高精細網再現を実現し、低環境負荷を特長とする水現像フレキソ版。

●CI型高速フレキソ印刷機　W&H MIRAFLEX” C （サンプル展示）・・・独ウインドミュラー＆ヘルシャー社（W&H社）製のCI型フレキソ印刷機で、堅牢性重視の設計により抜群の信頼性・生産性を発揮する。

●研究開発用インクジェット装置　マテリアルプリンター DMP-2850・・・、「第1回プリンタブルエレクトロニクス大賞」を受賞した「DMP-2831」の後継機。FUJIFILM Dimatix社製産業用インクジェットヘッドも併せて紹介する。