ミヤコシ 軟包装用間欠式オフセット輪転機を披露、四国化工に納入

DSC_0222ミヤコシは2月21日、22日の両日、秋田県大仙市の宮腰精機国見工場で新開発の軟包装用間欠式オフセット印刷機『VAR18B』のオープンハウスを開き、同機の性能を披露した。

軟包装印刷はグラビア印刷方式が主流だが、製版コストが高く、特色が多く段取り替えでインキ交換が発生するため、小ロット対応が困難だった。VAR18Bは製版コストが低いオフセット印刷を採用し、軟包装印刷の小ロット対応を可能にした。また、各ユニットにLED-UV乾燥装置が備えられ、グラビア印刷で多用される有機溶剤が低減されている。オープンハウスでは30ミクロンのフィルムにホワイト+CMYKでの印刷と版交換が実演された。

DSC_0217同機は香川県の四国化工に設置、納品され、3月から稼動を始める予定。同社の入交正之社長は導入の動機に有機溶剤の低減による作業者の労働環境改善を上げている。

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