リコー 「RICOH Pro C7210S/C7200S」を新発売基本性能向上、ホワイトの先刷りが可能に

リコーは2月15日、カラープロダクションプリンターの新製品「RICOH Pro C7210S/C7200S」を発売する。
新製品は、「RICOH Pro C7110S/C7110/C7100S」の後継機。さらなる高生産性と高画質を実現し、基本性能を向上している。また、前身機で好評のスペシャルカラートナー(ホワイト、クリア、ネオンイエロー、ネオンピンク)にも引き続き対応し、プロセスカラー(CMYK)と組み合わせて様々な用紙に印刷することで、豊かで鮮やかな表現が可能になる。さらに、リコーの新技術IQCTを搭載することで、従来は高度なスキルを持ったオペレーターが行っていた色味調整(キャリブレーション)や画像位置調整の作業を自動化した。これにより、印刷オペレーションの省力化と印刷品質の安定化を両立することが可能になる。

連続プリント速度はフルカラー・モノクロともにRICOH Pro C7210Sで95ページ/分、RICOH Pro C7200Sで85ページ/分(いずれもA4ヨコ)の高速を実現。最大360g/㎡までの厚紙も連続プリント速度を落とすことなく出力できる。新たにAC現像方式を採用し、現像ローラーと感光体の間でトナーを往復させながら現像時のトナー付着量の均一化を実現する。解像度は2,400dpi×4,800dpi。
また、新たに、ホワイトトナーの先刷りも可能になった。濃色紙やメタリック調の用紙に1回の通紙で、ホワイトトナーを先刷りし、その上にカラートナーを印刷することで発色を引き立てる。
長尺用紙の対応力も大幅に向上。前身機では長さ700mmまでだったのに対し、最大1,260mmまで印刷が可能になる。700mmまでの長尺用紙の自動両面印刷にも対応する。

標準価格(消費税別) は、RICOH Pro C7210Sが1,390万円、RICOH Pro C7200S 1,140万円。

新製品は、2月7日から東京・東池袋のサンシャインシティコンベンションセンターで開催されるpage2018に出展される。

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