デジタル・メディアソリューションズ2018

多品種・小ロット化に伴い、営業・デザイン・配送など印刷を取り巻く業務が増加する一方、1ジョブ当たりの単価は下落しています。デジタル印刷機の普及やオフセット印刷機の前準備時間の短縮が進んでも、その前後工程、間接業務を含めた全体の最適化が進まなければ生産量は思うように増えません。また、可変印刷の需要の増加が見込まれる中、ドキュメント生成やプリプレス処理の効率化も課題になり始めています。
あらゆる産業がIoTやAIを活用した見える化や自動化フローを進め、「スマートファクトリー」を志向しているのは、個別品の大量生産を含めた多品種生産や、ジャスト・イン・タイム調達に対応するための短納期化、そして、その中でも確実に利益を出すためです。印刷業にもそうした生産体制が求められています。多様化・高度化する顧客のニーズを受け止めるためには、確実に製品やサービスを届けるバックヤードとして、各デバイスやソフトウェア間の連携、またはロボテックスによる自動化、MISを駆使した可視化が重要な要素になります。
今回のデジタル・メディアソリューションズでは、「スマートファクトリー」を目指すための「可視化」や「自動化」などに焦点を当て、奮闘する印刷会社の事例やベンダーの構想から、工程の全体最適化を実現するワークフローとそれを支えるシステム、機器、材料の活用手法をまとめ、印刷業界に次のステージにステップするためのヒントを提供致します。
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