KIP CADシステムなどの図面プリント・スキャン・コピーを簡単にカラー化できるLEDカラープロダクションプリンター「KIP 700 シリーズ」発売

桂川電機株式会社(KIP)は、LED乾式静電方式のA0 サイズに対応したカラープロダクションプリンター/複合機「KIP 700 シリーズ」の新製品を、6月14日から発売する。
同プリンターは、製造・建設・設備・土木などのエンジニアリング市場で、各種CAD システムなどの図面プリント、スキャン、コピーを簡単にカラー化できるプリンターで、3タイプ全12モデル(Low Volume、Mid Volume、High Demand タイプ)が新たに発売される。

KIP 700 シリーズ

KIP 700 シリーズは、新開発のKIP Contact Control Technology (CCT) & KIP Contact Array Charging
(CAC)を搭載し、さらなる色再現性、印刷品質の向上を実現した。上部排紙、後部排紙(一部モデル除く)を装備し、省スペース設置(ワークスペース:同社従来機比25%削減)が可能。大判カラープリンターの開発で長年培ったノウハウにより、手軽に信頼性が高く、耐久性のある大判プリントとなっている。

主な特長は、カラーが6~10枚/分、A0:3~5枚/分、モノクロの6~12枚/分、A0:3~6枚/分のプリント速度。 (インクジェットと比較して数倍~十数倍の印刷速度)。ドライトナーの使用で、プリント後すぐに使用できる。水性マーカーを使用してもにじむことがない。トナーおよび安価な PPC 用紙が使用でき、短時間で処理できるので、手軽に大判プリントができるなど。
主なターゲットユーザーとして、CAD/MAP/GISや、POPあるいはPOSTERなど簡易グラフィック市場が考えられるとしている。

KIP Contact Control Technology は、画像処理プロセス全体を通してコンポーネントを直接接触させることにより、最高レベルの電子写真制御を確保し、テクニカル図面およびポスター印刷システムの標準を再定義し、優れた画質とシステムの信頼性を提供する。
また、さらに大きくなって使いやすくなった大型ワイドタッチスクリーンを採用。操作画面のデザインをカスタマイズが可能なので、様々な作業環境の接続性と直感的なナビゲーションを提供する。
最新の KIP System K 3.1 ソフト ウェアにより、高度なユーザーエクスペリエンスと、プリント・スキャン・コピーのシームレスな管理による非常に優れた生産性を提供している。

KIP 700 シリーズは 3 タイプ ・全 12 モデルをラインナップ

【 Low Volume タイプ 】KIP 730 / KIP 740
 より身近で手軽に使える普及タイプ。最新の印刷テクノロジーによる、カラープリント・スキャン・コピーを提供。2本ロール給紙と上部排紙機構を搭載したコンパクト設計 。
【Mid Volume タイプ 】KIP 750 / KIP 7 60 / KIP 770 / KIP 780 / KIP 790
 KIP CCT搭載、LED乾式静電方式のA0サイズフルカラープリンター・複合機。より簡単な操作でカラープリント・スキャン・コピーを実現。様々な用途に使える標準タイプ。2本または4本ロール+手差し給紙に上部排紙・後部排紙機構を搭載してマルチ 環境に対応可能。
【High Demand タイプ 】KIP 755 / KIP 7 6 5 / KIP 775 / KIP 785 / KIP 795
 大判図面の出図システムと連携した大量プリントにも対応可能な高速タイプ。大容量オートスタッカーや連動紙折機 KIPFOLD にも対応。2本または4本ロール+手差し給紙に上部排紙・後部排紙機構を搭載してハイボリューム環境にも対応可能。

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