誠伸商事 福田七衛会長、「88歳のSTRONG SPIRIT 創業者の人生手帖」出版を発表

誠伸商事株式会社の福田七衛会長は、7月1日、東京都大田区北千束の本社で自分史「88歳のSTRONG SPIRIT 創業者の人生手帖」の出版を発表した。昨年米寿を迎えたことを機に、誠伸商事の創業から今日までの自分史をまとめたもの。福田和也社長、発行所のファイルティーチャー代表世古真一氏が出版の狙いと意義を報告した。

「88歳のSTRONG SPIRIT 創業者の人生手帖」はA5判、112頁、「120年の手帖」「60年の手帖」「6年の手帖」を写真とコメントと年表形式で構成。「誕生から少年時代」「中学受験から大学受験」「大学卒業と就職」「新入社員時代」「転職から独立への道」「会社設立」「問題解決と絆」「本当のコミュニケーション」「おわりに」を各章で様々で出来事や逸話を記している。

誠伸商事福田会長と自分史「88歳のSTRONGSPIRIT]

福田七衛会長は、「世古氏から今までと違った形の読み物を作ってはどうかという提案をいただき、私も業界とこんにちまでの印刷業界の流れを見て頂きたいという思いもあった。大学を卒業してからカメラの販売でトップセールスマンとなり、六桜商事では小西六写真工業の印刷感材を販売した。写真製版の校正刷りの仕事で独立し、写真製版機器と資材ではドイツのオザゾールPS版の販売権を得た。写真製版資材と機器の販売を広げ、H液を開発して製造するマコト化学工業を設立した。写真製版で求められる資材や材料としてSSカッター、トリミングスケールなど印刷現場の問題解決のための機材と資材を提供した。情報提供の手段としてもGSIフォーラムを定期的に開催した。モノを売るだけでなく情報、物販プラスのお手伝いをしてきた。世古氏の協力を得た本書は、私の生きがいである印刷を愛する男の誇れる業歴、ビジネススタンスの礎を記した。この人生手帖のスタイルを多くの印刷会社における創業者の人生手帖として使っていただき、市場開拓に役立てて頂ければ嬉しい」と発刊の挨拶を述べた。

左から福田和也社長、福田七衛会長、ファイルティーチャー世古真一氏

同書の発行所であるファイルティーチャー代表の世古真一氏は、「福田会長の印刷への愛、あくなきビジネスへの熱意を感じてきた。本書は人生手帖のファイリングの仕組みを使って作った。ファイリングシステムとタイムマネジメントの研究を重ねた本書は、記憶を記録する人生手帖であり、過去を耕した人生出版のモデルです」と出版の意義を述べた。
最後に猪股義文取締役常務執行役員が、「本書が社史や記念誌、業界の歴史を制作する市場に開拓に役立てていただきたい」と挨拶した。
同書は販売価格1600円、誠伸商事、発行所のファイルティーチャー、アマゾンで販売している。

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