日本フォーム工連 オンライン勉強会「ダイレクトメールの企画立案」開催 「すべての起点はターゲットを明確にすること」企画立案に必要な思考方法から成功事例まで

日本フォーム印刷工業連合会は11月11日、会員企業のマーケティング力向上を目的とした「寺子屋プロジェクト」のオンライン勉強会を開催した。DMをテーマとした全2回シリーズの初回で基本編「ダイレクトメールの企画立案」をテーマに、会員企業から40名以上が参加した。次回11月18日はトレンド編「最新事例から学ぶダイレクトメールの役割とトレンド」を開催する。

講師は、フュージョン株式会社エグゼクティブマーケティングディレクターの吉川景博氏。コミュニケーションのデジタル化が進む中、DMが担う役割は大きく変化し、その活用方法も多様化する。受講者は、企画立案に必要な思考方法から成功事例まで、実践的なノウハウを体系的に学んだ。

ターゲット設定から効果測定まで、DM企画の全体像を整理

今回の講義では、ターゲット設定から目的設計、コンセプト設計、クリエイティブ、効果測定まで、DM企画の流れを一貫して整理。デジタル化が進む中でのDMの役割変化や、顧客データを活用したコミュニケーション設計の考え方が紹介。吉川氏は「すべての起点はターゲットを明確にすること」と強調し、現状の課題整理と顧客視点の徹底が成功につながると語った。

日本フォーム印刷工業連合会専務理事の大平直木氏は、「顧客視点という言葉が何度も出てきた。中でもブリーフィングシートの活用が鍵になると感じた」と振り返り、次回11月18日のトレンド編への期待を述べた。

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