日本デザイン振興会 2023年度グッドデザイン賞応募受け付け開始,テーマは「アウトカムがあるデザイン」5月24日まで

 公益財団法人日本デザイン振興会は4月4日(火)、2023年度グッドデザイン賞の応募受け付けを開始する。

 今年度のテーマは「アウトカムがあるデザイン」。審査委員長の齋藤精一氏は「デザインに関わる人や企業、団体などが生み出したアイデアに目を向けてその成果を読み解くことで、これからのデザインと産業・暮らし・社会が共に進むべき方向を見いだすことに挑みたい」と述べている。

 グッドデザイン賞は1957年から続く日本を代表する世界的なデザイン賞として、シンボルマークの「Gマーク」を通じて広く知られている。グッドデザイン賞を受賞したデザインは、良いデザインとして多くのユーザーやプロフェッショナルたちから信頼されるとともに、受賞者のビジネスチャンスを広げ、イメージやブランド力を高めることにも貢献をしている。

 前回は印刷関連業から東湘印版、福永紙工等が受賞している。

応募対象と応募の条件など

応募対象:商品・建築・アプリケーション・ソフトウェア・コンテンツ・サービス・システム・デザインを活用したプロジェクトや活動など。国内外、一般用/業務用は問わない。
条件:2023年10月5日の受賞発表日に公表が可能で、かつ2024年3月31日までにユーザーが購入または利用が可能な「もの」「こと」。
応募資格:応募対象の事業主体者(メーカー等)、およびデザイン事業者。
応募費用:審査費、出展費など段階に応じた費用が発生。
応募方法:グッドデザイン賞ウェブサイト(https://www.g-mark.org/)の応募専用ページで必要事項を5月24日(水)13:00までに登録。

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