共同印刷 大学と資格試験を実施する団体向けの採点システム「採点ラクダ」の提供を開始、短答式・記述式問題にも柔軟に対応

共同印刷株式会社は、大学入試や資格試験の記述式解答用紙の採点作業を、Webブラウザ上に移行させることで効率化するDXサービス「採点ラクダ」の提供を開始した。

大学入試の現場では、高い品質と機密性が求められる一方で、非常に限られた時間で合否判定を行う必要があるため、採点業務にかかる人員やコストが大きな負担となっている。こうした状況の改善に向け、同社は同サービスを通じて採点業務の効率化を図るほか、答案用紙の紛失や採点漏れ、パンチ入力ミスといったヒューマンエラーをなくすことで、業務全体の品質向上に貢献することを目指す。

「採点ラクダ」は短答式の問題から、数学のように過程を記述する論術式問題への対応も可能なDXサービス。高いセキュリティポリシーを持ち、試験名や受験者氏名などの機密情報はサーバーへアップロードせずに採点でき、データの安全性を確保できる。

入試・資格試験に特化した「通常版」と、日常の小テストに対応した「ライト版」の2つのサービスプランを提供。ライト版は現状の答案用紙を変えずにシステムを利用することが可能なため、採点者は一人からでも手軽に導入できる。

採点機能はマーク式問題と併用も可能で、普通紙の解答用紙にマーク欄を設けて採点することができる。また、従来のOMR用紙に記述欄を追加して、マークシートを読み取り後、記述問題の採点を行うこともできる。

同社では「採点ラクダ」の提供だけではなく、さまざまなBPOサービスやアプリケーションを通じて、今後とも大学と資格試験を実施する団体の業務効率化を支援していく。

【製品詳細】https://www.kyodoprinting.co.jp/products/saitenrakuda.html

採点業務を効率化するDXサービス「採点ラクダ」
共同印刷はさまざまなBPOサービスやアプリケーションを通じて、大学と資格試験を実施する団体の業務効率化を支援していく。

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