リコー 居住地に様々な情報を提供するサービスを水平展開

1021_RSICリコーは、神奈川県海老名市で開始しているマンションなどの住まいを取り巻くさまざまな情報を各戸に提供するサービス「RICOH Smart IT Concierge(リコー スマート アィティ コンシェルジュ)」について、より多くの地域で活用できるよう、他地域への事業モデルの水平展開を開始する。

「RICOH Smart IT Concierge」は、エネルギーマネジメントシステムで把握する各戸のエネルギー使用量を始めとして、そのエリアの環境情報、行政や近隣の医療機関・商業施設の情報、マンション内コミュニケーション情報など、そのエリアならではの情報を各戸のインターホンやパソコン、スマートホンなどを通じて提供するクラウド型サービス。これらの情報は、サービス利用料を支払うことで、簡単に入手することが可能で、洗濯物の外干しやインフルエンザ予防のマスク着用の推奨など、居住者の生活に合わせて生成した推奨情報も提供する。エリアに密着したより身近な情報の提供により生活者の「安全・安心、快適、便利な生活」を支援する。すでに海老名市内では、2014年11月に相鉄不動産が発表した次世代型マンション「グレーシア海老名」への導入が決定し、2016年2月の引渡し時点から情報提供を開始する。

リコーは、海老名市での情報提供サービス先をさらに拡大すると同時に、海老名市で培ったノウハウを活用して、サービスメニューの拡充をしつつ、より多くの地域でのサービス開始に向けて、他地域に事業モデルを順次水平展開していく。

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