モリサワ Hyundai Motor Companyの日本語コーポレートフォントをモリサワが開発

株式会社モリサワは、 日本の乗用車市場に再参入した韓国・Hyundai Motor Company(ヒョンデ モーター カンパニー)のコーポレートフォント「Hyundai Sans」の日本語フォント「Hyundai Sans JP」を開発・提供した。

Hyundai Motor Companyは、日本の乗用車市場への再参入に伴い、日本法人名を「Hyundai Mobility Japan(ヒョンデ モビリティ ジャパン)」とし法人名を変更。ハングル、欧文など進出市場で使用しているコーポレートフォントに日本語を追加することとし、モリサワと共同開発した。同コーポレートフォント「Hyundai Sans JP」は、日本販売されているゼロ・エミッション・ビークル(ZEV)である「IONIQ 5(アイオニック 5)」(BEV:バッテリー式電気自動車)と「NEXO(ネッソ)」(FCEV: 水素電気自動車)の広告や、ヒョンデ モビリティ ジャパン公式サイトなどで利用され、今後日本での活動において利用範囲を広げていくとしている。

今回採用された「Hyundai Sans Head JP」「Hyundai Sans Text JP」は、それぞれタイトルと本文での利用などを想定している。
欧文コーポレートフォント「Hyundai Sans Head」との一貫性を重視し、ジオメトリック、スムーズ、モビリティをコンセプトキーワードとして作成した「Hyundai Sans Head JP」に対し、本文利用の「Hyundai Sans Text JP」はレスジオメトリックで、より自然で馴染みのあるゴシック体となっている。


開発されたフォント
モリサワの森澤社長(左)とHyundai Mobility Japanの加藤氏

Hyundai Mobility Japan 株式会社
マネージングダイレクター 加藤成昭氏
「Hyundaiのグローバルで統一したブランドイメージを新しい日本市場でも踏襲していく必要があり、 Hyundai Sansに合わせて日本語のコーポレートフォントを策定しました。 オンラインでの販売のため、 文字への依存が高く、 フォントの役割は重要です。 シンプルで読みやすく、 消費者の皆さまに評価いただいています。 」

株式会社モリサワ
代表取締役社長  森澤彰彦氏
「グローバルブランドであるHyundaiの日本市場参入をサポートすることができて大変光栄です。 今回は、 弊社の韓国現地法人が窓口となって完遂することができました。 日本企業の海外展開や、 海外企業の日本またはアジア展開に伴い、 日本語フォントや欧文フォント、 中国語・韓国語フォントなどをお手伝いするケースも増えており、 グローバルネットワークを活かし対応していきます。 」

日本語コーポレートフォント採用の背景や日本市場参入の意気込みなどについて、 ヒョンデ モビリティ ジャパンのマネージングダイレクター加藤成昭氏へのインタビュー詳細も、Web上で公開している。
【モリサワ User’s Voice】
グローバルブランドの日本進出を支援
人間らしい温かみのあるオリジナルフォント
「Hyundai Sans JP」が新たなコミュニケーションを創出
https://www.morisawa.co.jp/products/fonts/voices/7393

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