トキア企画 ゴルフでつなぐ支援の輪、西山スマイルカップが日高CCで開催 難病の子どもと家族を支えるチャリティイベントに石山千晶氏や熊谷かほら氏、元サッカー日本代表の北澤豪氏が参加

トキア企画株式会社が主催するゴルフチャリティ「第3回 DMHC支援プロ・アマチャリティー~西山スマイルカップ」が5月27日、埼玉県の日高カントリークラブで開催された。イベントは、難病と闘う子どもと家族を支える「ドナルド・マクドナルド・ハウス(DMHC)」の支援を目的に行われた。

プロと著名人が共にスイング 支援の輪が広がる

イベントには、女子プロゴルファーの石山千晶氏や熊谷かほら氏をはじめ、10名の女子プロと『Team DMHCアンバサダー』である元サッカー日本代表の北澤豪氏が参加。プロ・アマ混合でゴルフを楽しみながら、支援の輪を広げた。

参加費の一部や実施されたチャリティオークションの収益は、公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ(DMHC)日本法人に寄付。若手プロや一般参加者にもDMHCの活動を伝える啓発活動が行われた。

「サッカー少年と10の約束」北澤氏が語る支援の意味

北澤氏は、DMHCを利用したサッカー少年との交流を紹介。難病に打ち勝った少年と2年越しに一緒にサッカーをした体験を振り返り、「ハウスがあったからこそ実現した」と語った。

また、現役時代にはゴルフ未経験だったという北澤氏だが、現在は月3~4回ラウンドを重ね、ベストスコア78を記録するほどに熱中。「ゴルフはメンタルの鍛錬にもなる。現役時代に始めていれば良かった」とその魅力を語った。

チャリティとしてのスポーツの価値

北澤氏は、ゴルフのチャリティ参加について「競技を楽しみながら支援につながるのがスポーツの在り方」と語り、社会的影響力のある競技としての可能性に言及。「自身のゴールだけでなく、誰かのゴールにもなる。チャリティ文化が広がるきっかけになれば」とした。

現在は日本サッカー協会の参与や、日本障害者サッカー連盟の会長を務め、DMHC支援の取り組みを継続。ハウスの全国拡大や、地域連携の強化を目指している。

ドナルド・マクドナルド・ハウスとは

難病の子どもが都市部の病院に入院する際、家族が近くで滞在・看病できるよう病院近隣に設置された宿泊施設。世界で約380カ所、日本では1999年に法人設立以降、現在は12カ所が稼働している。運営資金は全て寄付で賄われ、スタッフはボランティアが担っている。

情報元:ゴルフ総合サイト ALBA Net

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