コスモテック 洗浄総合展2025に出展 水溶性廃液処理装置「FRIENDLY 」、ハイプレッシャー加湿器「UruOs-50」、電解式シリカ除去装置「SUKAI 100R」が注目集める
株式会社コスモテックは、12月3日から5日まで東京ビッグサイト南棟で開催された産業洗浄の専門展示会「洗浄総合展2025」(日刊工業新聞社主催)に出展した。水溶性廃液処理装置、ハイプレッシャー加湿器、シリカ除去装置など現場改善に直結する多彩な環境製品を揃えた。
特に注目を集めた 水溶性廃液処理装置「FRIENDLY CT-AQ10H」は5、10、25、100L/hの処理能力で廃液量に対応可能として高い濃縮倍率を実現し、廃液処理コストを大幅に削減。24時間連続自動運転により労働負荷の軽減し、自動洗浄機能搭載、タッチパネル操作など、使いやすさを追及した。
ハイプレッシャー加湿器「UruOs-50」は消費電力を大幅にカットし、水道直結、コンパクト設計で最大50L/hの加湿能力を備え、エアープレッサーが無い静音設計を披露した。 また、「いつも(itsumo)」はフィルターが不要で清潔な全方位噴霧のポータブル加湿器で間欠運転機能を搭載。10L×2の給水タンクで持ち運びがしやすい加湿器として人気を呼んだ。
コスモテックの佐土東京支店長は「環境機器は幅広い業界で注目を集めています。電解式シリカ除去装置「SUKAI 100R」は水の中に含まれるシリカの白粉問題を解決します。凝集剤不使用、シリカ濃度に合わせて電解条件変更が可能で処理水を大幅に削減します。さらにスラッジ回収装置「コスモバキューマーCV-1」は切削油と切削屑を同時吸引する電源不要のエアー駆動式により操作が簡単なシンプル設計となっています。このほか浮上油回収装置「FOR-Ⅲ」は厄介な浮上油を瞬時に分離・回収すし、浮上油以外の有害物質も除去、液寿命長持ちで廃液量を削減します。さらにスラッジ回収装置「コスモバキューマーCV-1」など印刷技術で培った環境製品が注目を集めました」と成果を語った。


