JAGAT 「page2021」をリアル+オンラインのハイブリッドで開催

郡司秀明専務理事
郡司秀明専務理事

日本印刷技術協議会(塚田司郎会長)は9月24日、東京都杉並区のJAGAT会館で「page2021」の説明会を開き、来年2月3日から5日に東京・池袋のサンシャインシティで予定通りpage2021を開催することや、併催する「page2021オンライン展示会」「page2021オンラインカンファレンス&セミナー」の概要について発表した。

リアルの展示会は政府・自治体及び展示会業界の新型コロナ対策のガイドラインを踏まえ実施する。オンライン展示会は2月8日から28日まで開催される。

冒頭、JAGATの郡司秀明専務理事は、JAGATの今年度事業について説明した後、「pageは実際に現地にきてもらって展示内容やカンファレンスの刺激を肌で感じて頂くことにこだわっているため、リアルとオンラインを併催したハイブリッド形式の採用を決断した」と述べる。

リアルとオンラインのハイブリッドで開催
リアルとオンラインのハイブリッドで開催

引き続き、研究調査部の藤井建人部長がPage2021の「ハイブリッドカンファレンス&セミナー」の概要を説明し、CS部の塚本直樹部長が出展のメリットを提示した。カンファレンスについては、2月3日から5日に現地で開催したものを録画し、8日以降のオンライン展示会で配信する。セミナーは、密な状態を避けるため、個室ではなくオープンな会場で実施する。

塚本部長は「オンライン展示会は、遠方のため出展を見送っていた方にとってビジネスを創出する良い機会になる。リアル展示会に出展予定の方は、オンラインにも参加することで相乗効果を期待できる」と出展を呼びかけた。

また、説明会にはオンライン展示会のプラットフォームを開発した㈱日経イベント・プロの坪崎哲夫取締役が登壇し、システムの機能を紹介した。オンライン版には名刺交換・機能やチャット機能が充実し、スマートなコミュニケーションが可能。リアルの展示会のように近隣ブースの出展者との一期一会な関係作りもできるシステムになっているという。

坪崎取締役は「リアルとオンラインの展示会を両方開催することのメリット活かせるように取り組む。また、日経新聞の紙面やSNS等で、Page展の開催について告知していく」と協力体制を示した。

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