JAGAT page2020開催近づく 2月5日~7日・池袋サンシャインシティ

page2020ポスター
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公益社団法人日本印刷技術協会(塚田司郎会長、JAGAT)は2月5日から7日まで、東京・東池袋のサンシャインシティコンベンションセンターで、page2020を開催する。page2020では、2019年のテーマ“デジタル×紙×マーケティング”を各社が実践する上で課題となっている技術や人の育成などを多角的な視点から解決するための情報、ヒントを提供する。

会場は展示とカンファレンス・セミナー、オープンイベントの3本柱で展開。展示会の出展社は過去最多の166社(1月22日現在)。カンファレンス・セミナーは31セッションを予定している。

(展示会の主な出展社概要は、www.newprinet.co.jp/?p=23572 でも紹介)

 
連日10時から開かれる基調講演は5日に『「デジタル×紙×マーケティング」決定版』をテーマに、フュージョンの花井秀勝氏、グーフの岡本幸憲氏、アビーム・コンサルティングの本間充氏が登壇し、JAGATの郡司秀明専務理事がモデレーターを務め、サービスプロバイダー、ブランド・マーケッター、プラットフォーマーの観点から、印刷ビジネスの近未来を見据えた変化のタイミングやバランスに言及する。

6日は『ライト出版市場の誕生と広がり~縮小する既存出版の外側で膨らむ市場とどう向き合うか~』をテーマに、文学フリマ事務局の望月倫彦氏、達人出版会の高橋征義氏、ビズケットの坂本海氏、JAGATの藤井建人氏、松永寛和氏がデジタル印刷の普及を背景の一つに生まれたライト出版市場の可能性について議論を交わす。

7日は『事業創造のオープンイノベーション~東東京下町で進む、ものづくり中小企業連携~』を演題に、浜野製作所の浜野慶一氏、望月印刷⑭の関信行氏、サンコーの有薗悦克氏、JAGATの藤井建人氏が墨田区・台東区のものづくり3社による東京下町のものづくり復活の背景や取り組みを紹介する。

カンファレンスは、グラフィックス、印刷マーケット、クロスメディア、ワークショップの4つのカテゴリーからデジタル印刷やワークフロー、AI(人工知能)、出版、見える化、コンテンツツーリズム、業務改善、地域活性化といったキーワードで事業領域を拡大する印刷ビジネスの可能性を探る。ビジネス開発、経営トレンド、営業・企画、現場改善、デザイン・企画の16セッションで構成するセミナーは、定番のものから今話題のテーマに焦点を当て、多面的な視点で現状の課題解決のヒントや役立つスキルを紹介する。

印刷パートナーゾーンには、26社1団体の印刷関連会社が出展。来場者とのビジネスマッチング、コラボレーションを模索する。協賛企業のブースを訪問する見どころツアーは会期中毎日2回実施する。来場者目標は6万6,000人。

page2020 の詳細は専用ページから(https://page.jagat.or.jp/

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