RMGT 東日本パートナーズクラブに210人集う、広川社長が「ともに、世界へ彩を、未来を創る」と基調講演、11月4日広島本社工場で自動化・高付加価値化の内覧会開催

リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社(RMGT)の「2026年東日本リョービMHIパートナーズクラブ」が9月29日、東京・文京区のホテル椿山荘で開催され、約210人が出席した。広川勝士社長は「印刷業はコンテンツ産業の成長戦略が膨らんできた。価格競争からの脱却と独自の強みを数値目標で追求する段階となった。印刷+αの付加加価値の創出はデジタルにないプレミアム価値や推し活市場、周辺サービスのBPO化など世の中の流れに乗っていかなくてはならない。そして環境データの可視化や脱プラの指名受注など新しい市場が生まれている。RMGTは自動化とスキル化、スマートファクトリー、環境対応技術で未来の責任を果たして新たな価値を創造する。『お客様と一緒に考える』というパートナーの誓いを新たにする。11月4日の広島本社工場の内覧会で取り組みを発表する」とRMGT基調報告を行った。

広川勝士社長

冒頭に広川勝士社長は「印刷産業は成長戦略であるコンテンツ産業への期待とチャンスが現実となってきた。価格競争からの脱却と優位性を数値目標が明確となり、RMGTは印刷産業をさらに発展するために製造から価値創造へという環境変化に対応し未来を支える」と述べた上で、「世界と日本の動向」「印刷会社が進むべき方向」「直面している課題」「印刷+αの付加加価値の創出」「お客様の期待」「世の中の流れに乗る」「ユーザー事例」「RMGTの取り組み」を基調報告で発表した。

RMGT東日本パートナークラブに104人が参加

広川社長は「自国優先主義、金利高止まり、人手不足、生成AI定着に対する現状認識、日本では脱デフレと超人手不足 が定着している。国の補助金を活用したGXマクロ、DX投資と省力化投資が不可欠だ。従来の守りの効率化だけでは会社は守れない」と述べたうえで「印刷価格転嫁で印刷業は産業別で20位にとどまっている。上位業種が価格転嫁を勝ち取っているの。印刷業も客観的データによる価格の説得へと脱皮することが求められている。自社の強みを評価してくれる価値重視顧客へリソースを集中することが必要だ」と現状を分析した。

印刷業が進むべき方向性と直面している課題では「顧客を絞り込むことで、印刷技術が新しい価値を生み出し、粗利が残る構造への転換が急務であり、重労働の排除とスキルレス化は女性・若手エンジニアが集まる持続可能で魅力的な現場を生み出す。印刷物の高加飾と周辺サービス、BPO化、印刷前後の困りごとをサポートすることで長い信頼関係が生まれる。デジタルには真似のできない五感に訴える物理的・感情的・体験価値のプレミアム感の創出を目指すべきだ」を提言した。

事例では少國民社(山梨)のCO2納品書印字が生んだ指名受注とSBTi認証、山藤三陽印刷(北海道)の電力ロス発見、太平紙業の紙製人工芝市場の取り組みを紹介し、「印刷製造のプロとして顧客の企画上流から参画する。GX(環境対応)をコストではなく、大手の顧客を獲得する独自の道に切り替えていくためにRMGTはDX・GX改革を進めている。現場の若手が主体となる身の丈に合ったDX、RMGTコンソーシアムのネットワーク、固定費削減と現場のスキルレス化を進める。印刷業界に集中し、お客様の現場を支え続ける」とRMGTの取り組みを述べた。

最後に広川社長は11月4日に開催する広島本社内覧会において、①RMGT10シリーズが実現する究極の自動化②RMGT970モデルが切り拓く新たなパッケージ印刷の可能性③熟練者に依存しない自動化④高精度な品質管理⑤環境に配慮したソリューションを紹介することを報告した。

リョービMHⅠ浦上顧問
島津ホールディングス島津延明社長

記念講演は株式会社マネネCEOで経済アナリストの森永康平氏が「激動する日本経済の行方と中小企業がとるべき生存戦略」をテーマに講演した。また懇親会ではリョービMHIグラフィックテクノロジー顧問、リョービ代表取締役社長の浦上彰社長が「リョービは自動車産業と共に印刷産業機械を発展させる」と開会愛挨拶、島津ホールデングスの島津延明社長が「私の地元の新潟では米価が変動している。当社はこの間、パッケージの設備投資をグループで通り組んでいる。パートナークラブの役割が重要になっている」乾杯の発声を行い、RMGTの森本俊殻取締役営業本部長の中締めで閉会した。

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