KOMORI 資材高騰などで印刷機の価格を改定、供給遅延にも理解求める

小森コーポレーションは、昨今の資材価格の高騰などにより印刷機の価格改定を実施する。電気部品の調達が困難となる中、機械の供給遅延への理解も求めている。

昨今、資材価格高騰に加え、物流費・人件費の上昇が続いている。同社では、印刷機を始めとする製品を市場に対して安定的に供給するため、製造工程における生産効率の改善や経費削減などのコスト削減を継続し、製品価格の維持を図ってきたが、製品価格の維持が困難な状況となり、価格を改定する。

また、国内の半導体メーカーの火災や新興国での新型コロナウイルスによるロックダウンによって生産停止となるなどの影響により、電気部品は入荷の遅れや調達が難しくなっている。このため、他業界と同様に同社でも製造が遅延し、平時より多くの製品納期を要している。

同社では、引き続き必要部品の確保に全力を挙げると述べている。

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