ユポ 新たに独自の環境ロゴマーク2種を制定、運用を開始

ユポ・コーポレーションは、屋外や水回りで使用されるポスターやラベル等の印刷物として⾧年採用頂いているユポにおいて、独自のユポ環境ロゴマーク2種を制定し、2022年2月7日より運用を開始する。

ユポ‗環境ロゴ

昨年11 月、英国グラスゴーで開催されたCOP26 において、日本政府は2030 年までに温室効果ガス46%削減さらに50%の高みを目指すと宣言。さらに環境省では、ワンウェイプラスチックを、2030 年までに25%削減を目指す取り組みを進めており、2022 年4月1日には「プラスチック資源循環法」が施行される。

一方、ユポ・コーポレーションでは1969年の創業時より、持続可能な循環型社会をめざし、社会課題の解決を使命として事業を展開している。今回のユポ環境ロゴマークは、企業理念を元に誕生したユポ製品を使用してもらう事で、世界各国が取り組む環境負荷低減、サーキュラーエコノミー実現に貢献したいという想いに加え、ユポ製品使用にあたって関連する様々なステークホルダーおよび消費者と、この取り組みを共有したいという想いから制作。同社では、ユポ環境ロゴマークを様々な製品に使用されることで、世の中の環境意識向上に寄与していくとしている。

新たに制作した2つのユポ環境ロゴマークは、「Biomass Blend Film マーク(バイオマス ブレンドフィルム マーク)」と、「Reduce Plastic Film マーク(リデュース プラスチックフィルム マーク)」。

「Biomass Blend Film マーク」は、ユポグリーンシリーズを使用した場合に、ラベルやメニューなどの印刷物にロゴマークを付与できる。ユポグリーンシリーズは、従来の化石燃料由来樹脂を植物由来樹脂に代替することで、CO2 排出量削減に貢献する。

「Reduce Plastic Film マーク」は、現在、使用しているラベルやメニューなどの印刷物をユポへ置き換えることで、プラスチック使用量削減が認められた場合に付与でできるロゴマーク。ユポは、独自技術ミクロボイド(空孔)により一般的なプラスチックフィルムと比較してプラスチック量削減に貢献できる。

ユポ‗環境ロゴ 事例
導入が見込まれる業界についてのイメージ

今後、導入が見込まれる業界として、家庭用品および日用品業界(洗剤ボトル、化粧品・トイレタリー関連ラベル)の他、飲食業界(飲食店メニュー)などを挙げている。

ユポ・コーポレーショングループは、創業当時から環境問題をはじめとする循環型・持続可能な社会をめざし、社会課題の解決を使命として事業を行ってきており、今後も人類共有の地球環境の改善に取り組み、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献していくことを表明している。

ユポ‗4つの使命
ユポ・コーポレーションが果たす4つの使命

具体的な取り組みとして、①開発段階から、安全性と環境および消費を考慮した技術および製品の開発、②生産の効率化および生産設備の省エネルギーを積極的におこなうことによりCO₂排出量の削減を推進、③サプライチェーンを通じた自社製品のリサイクルおよび外部調達リサイクル材の有効利用を推進、④法令はもとより、定期的な見直しと継続的改善によって定める独自の基準を守り、環境汚染を予防の、4つの使命を掲げている。

ユポ環境ロゴマーク(2 種)概要について https://japan.yupo.com/environmentlogo.html

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