ミマキエンジニアリング ポリエステル生地を脱色・再印刷できる「ネオクロマト・プロセス」をサステナブル経営WEEKで初出展 CO₂排出量95%削減の布地アップサイクル技術を提案【9月17~19日・幕張メッセ】

株式会社ミマキエンジニアリングは、9月17日から19日まで幕張メッセで開催される「第7回サステナブル経営WEEK」で、ポリエステル生地の脱色と再印刷を可能にするアップサイクル技術「ネオクロマト・プロセス」を出展する。ブース番号はE27-14。宣伝用タペストリーやのぼり旗を再利用できる新たな仕組みとして、CO₂排出削減と資源循環を両立するソリューションを提示する。

焼却処分されるポリエステル生地の環境負荷

のぼり旗や垂れ幕などの宣伝用タペストリーには、軽量で耐久性の高いポリエステル生地が広く利用されている。しかし使用後は多くが再利用されず、焼却処分時に大量のCO₂を排出してきた。環境負荷を軽減し持続可能な社会を実現するには、ブランド企業や製造業、行政機関が連携してCO₂削減に取り組むことが求められている。

テキスタイルプリンタのリーディングカンパニーであるミマキエンジニアリングは、こうした課題に対応するべく、ポリエステル生地のアップサイクル技術の実用化を進めてきた。

「ネオクロマト・プロセス」で最大95%のCO₂削減

今回の展示では、プリント済みのポリエステル生地の絵柄を脱色し、新しいデザインで再印刷できる「ネオクロマト・プロセス」を紹介する。この技術を活用すれば、宣伝アイテムの流通工程において最大95%のCO₂削減効果が期待できる。

ネオクロマト・プロセスは外部からも評価され、2024年には繊研新聞社主催「第55回繊研合繊賞(サステイナブル部門賞)」を受賞した。

第7回サステナブル経営WEEK 秋 開催概要

  • 開催日程:2025年9月17日(水)~19日(金)
  • 会場:幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
  • 入場料:無料
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