大垣書店 滞在型書店「BOOKHOME」を京都に開業 新刊と古書の循環や飲食・学びを融合した複合施設【12月4日オープン】
株式会社大垣書店は12月4日、京都市中京区のウィングス京都1階に、新業態となる滞在型書店「BOOKHOME(ブックホーム)」をグランドオープンする。同施設は、本と出会う「BOOK」、家のように過ごせる「HOME」、地域のつながりを育む「COMMUNITY」の3つを軸に、地域の日常に寄り添う「もうひとつの家」のような居場所を提案する。
書店・飲食・学びが融合する複合型文化施設
BOOKHOMEは、全国的な書店数の減少という背景を受け、大垣書店が「好奇心が生まれる」場所として新たに開発した業態。店内には新しい一冊との出会いを提供する書店エリアのほか、リビングのように過ごせる滞在エリアを配置する。
同施設では、多様なパートナー企業と連携したサービスを展開する。探究型の学びを提供する「ミライ式」や幼児教育の「ベビTAM」といった教育施設のほか、分身ロボット「OriHime」が接客する「OrySNACK Kyoto」、鉄板スパゲッティ専門店、カレーショップ、おばんざい販売などの飲食ブースを併設する。本を買う目的だけでなく、学びや食、人との交流を通じて1日を過ごせる施設を運営する。
新刊と古書を共存させる「本の循環」モデル
同施設では、新刊本に加えて古書の取り扱いも行う。古書の展開にあたっては、長野県上田市を拠点とする株式会社バリューブックスと連携する。バリューブックスが開発した、新刊と古書の一元管理が可能な書店システムを導入し、仕入れから販売、買取までを一つの場所で完結させる仕組みを構築する。
新刊と古書を区別せず、いずれも「次に出会う一冊」として届けることで、本が人から人へと巡る循環体験を提供する。新しい本と誰かが読み終えた本が同じ屋根の下に共存し、新たな読者へとつなぐ場を目指す。
街の本屋としての新しい役割と挑戦
経済産業省の「書店活性化プラン」でも示されている通り、街の書店は文化創造の基盤として位置づけられている。大垣書店は、書店が本来備えている「一棚が伝える文脈」や「ふらりと立ち寄れる居場所」としての価値を再定義し、サービスや体験として提供する。
BOOKHOME▶https://book-home.jp/
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