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錦明印刷 カミネットの標準EDIで用紙購買業務を効率化、時短勤務につなげる

2018.9.27

錦明印刷(東京都千代田区/塚田司郎社長)は、カミネット(東京都中央区/野口憲三社長)が提供する標準EDI(企業間電子データ交換)を利用することにより、用紙購買に関わる業務の標準化と効率化を行い、時短勤務を実現した。

印刷業界では、スマートファクトリーを実現すべく、製造工程の自動化、省力化の取組みが進んでいるが、間接業務である用紙購買については、電話・FAX中心のアナログ対応が中心となっている。より進展する小ロット短納期化に対応するには、こうした間接業務の合理化も欠かせない。また、迅速な経営判断のためにはスピーディーな経理処理が求められる。

錦明印刷では、用紙購買に関する一連の間接業務の削減と効率化、スピードアップを目的に標準EDI導入に取り組んだ。2017年6月から紙卸商1社とトライアル運用を開始し、順次取引先を拡大、2018年9月現在、取引先は5社となり、件数ベースでは全取引の90%がEDI化されている。また、案件ごとの請求データである仕切書の電子化を実現し、仕切データを自社の基幹システムに取り込むことにより、受注一品別の原価管理がより簡便に、より短い作業時間で行えるようになった。その結果、月間60時間の業務時間が削減できるとともに、業務の標準化により、未経験の産休明け社員が時短勤務で対応できるようになっている。

公益社団法人日本印刷技術協会(東京都杉並区/塚田司郎会長)とカミネットは、印刷業界と紙パルプ業界双方の業務効率化に寄与する標準EDIを両業界に幅広く普及させるために、標準化活動と啓蒙活動を行っている。