TOPPANエッジ 「リモート監視・運用サービス」の提供を開始、各種クラウドサービスに対応した、高品質かつ低コストな24時間/365日対応のサービスを提供

TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPANエッジITソリューション株式会社(以下TEIT)は2024年2月20日(火)より、企業や団体が運営しているさまざまクラウドシステムの監視・運用を行う「リモート監視・運用サービス」の提供を開始する。

同サービスは、TEITが「TOPPANグループ・データセンター」内に開設した新拠点「ITサポートセンター」から企業・団体のクラウドシステムの監視・運用を24時間/365日体制で行うもの。同サービスの活用により、障害検知の早期化、障害復旧時間の短縮、運用業務負荷の軽減が可能になる。

「リモート監視・運用サービス」開発の背景には近年、企業のITシステムにおいて、低コスト化や開発のスピード化、運用負荷の軽減が求められており、オンプレミスからクラウドへの移行が進んでいることが挙げられる。クラウドベースのITシステムは初期投資の抑制や、迅速な導入が可能な一方で、複数のシステムを運用する企業・団体では、サービスごとに異なるクラウドサービスを利用するケースや、開発者自身がシステムの監視・運用を行うケースも多く、ガバナンス面や人的リソースの確保において課題を抱えている。
TEITは、50年以上にわたり、金融機関を中心とした企業のデータセンターに自社のITエンジニアを常駐させ、各種システムの監視・運用を行うサービスを提供してきた。その中で、リスクの事前検知による障害発生の防止など、システム停止時間を最小化するノウハウの蓄積や、運用手順の改善によるインシデント発生時の顧客企業への早期アラートの実現など、システムの運用品質の向上に努め、社会に貢献してきた。
今回、これらの知見を活かす事によって、企業や団体が運営しているさまざまクラウドシステムの監視・運用を行う同サービスの提供に至った。

「リモート監視・運用サービス」では、企業全体での運用体制を一元化して、効率化とコスト削減に取り組んでいる。同サービスを導入することにより、企業・団体内が運営しているさまざまなクラウド基盤の監視・運用体制を一元化することができる。これにより、従来は基盤ごとに割り当てていた監視・運用に関する人的リソースやコストを最適化に加え、開発と運用の分離や監視レベルの統一など、ガバナンス面の向上も図ることができる。
各種クラウドサービスに対応した監視・運用体制も実現。同サービスでは、国内外で実績豊富なクラウド特化型の監視・運用ツールを標準装備しており、エンジニアやオペレーターも各ツールの操作に習熟している。
同サービスは、「データセンターファシリティレベルTier3」を取得しFISCの安全対策にも準拠した「TOPPANグループ・データセンター」内に設置したITサポートセンターから提供する。ICカードや生体認証による入退室管理、監視カメラの設置などの物理セキュリティ対策に加え、堅牢な地盤上への設置など、強固な災害対策を施した拠点からサービスを提供するため、高いレベルの可用性を実現している。
また、TEITでは、常に人員教育、スキル向上にも力を入れており、アマゾン ウェブ サービス(以下 AWS)認定資格ソリューションアーキテクトプロフェッショナルを始めとした、クラウドサービスに関する多くの資格保有者が在籍している。

TEITは今後、クラウドで稼働するシステムの運用が必要となるサービスを提供している企業に同サービスを提供し、2025年度までに約5億円の受注を目指していく。

<「リモート監視・運用サービス」価格>
・初期費用:40万円(税抜)~
・月額利用料:20万円(税抜)~

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