TOPPAN 東京大学と女性の健康リスク予測AIを共同研究 「DATuM IDEA」の医療データ2万例を活用し更年期以降の疾患リスクを予測
TOPPAN株式会社は、国立大学法人東京大学と、AIを用いた女性の健康リスク予測に関する共同研究を2026年月に開始した。同研究は、更年期女性の一人ひとりの状態や体質に合わせ、将来的な疾患リスクを個別に予測する「健康リスク予測モデル」の開発と実用化に向けた検証を行う。

リアルワールドデータの解析により個別化予防の技術基盤を確立
同研究は、TOPPANホールディングスが提供する医療情報分析・提供サービス「DATuM IDEA®」の約20,000例におよぶリアルワールドデータ(RWD)を活用する。東京大学医学部附属病院(東大病院)女性外科の原田美由紀教授と共同で、ホルモン量や体調が変動しやすい周閉経期における検査値の変化パターンを分析する。
TOPPANが持つ安全なデータ解析技術およびセキュアな情報管理体制と、東大病院の女性医療研究における医学的知見を融合させる。これにより、一律的な評価や予防が困難であった更年期特有の健康課題に対し、個人の状態に応じた個別化予防・医療の技術基盤確立を進める。
健康リスク予測モデルの開発と医学的根拠の確立
具体的な研究内容として、まず「DATuM IDEA®」の匿名加工医療情報をAI技術を用いて構造化し、時系列での変化を捉えられるデータとして整備する。整備したデータを基に、更年期以降の疾患リスクや予後の予測精度を評価する「健康リスク予測モデル」を開発し、その有効性を検証する。
東大病院は学術的な検証を行い、臨床医学の観点からAIモデルの妥当性を厳密に評価する。信頼性の高い医学的根拠を確立し、共同での論文作成や学会発表を通じて研究成果を公開する予定となっている。
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