【Japan Pack 2025】~シリウスビジョン 最新の検査ソリューションを多数展示 新製品「S-Comet L」やブラザー工業製UV印字機と連携した情報検査システムも紹介

シリウスビジョン株式会社は、JAPAN PACK 2025の東7ホール 7-633ブースで、食品・包装業界における軟包装・紙器パッケージ・印字後検査などの課題を解決する最新の検査ソリューションを幅広く出展する。新製品「卓上品質検査機 S-Comet L」や、ブラザー工業株式会社と連携したコンセプト展示「UV印字・情報検査システム」など、多彩なラインアップで来場者を迎える。

同社はこれまで、印刷物やパッケージにおける品質・印字検査分野で数多くの実績を持ち、検査機器の専業メーカーとして信頼を築いてきた。今回の展示では、新たに投入する製品だけでなく、既存ラインの拡張性やDXソリューションを紹介し、生産現場全体の効率化と品質向上に向けた提案を行う。

大判検版機「S-Scan LNC」は、薄いフィルムを簡単にセットでき、業界最速の約5秒でスキャンが完了。刷り出し検版の効率化を実現する。また、フラットベッド型の「S-Scan A2/A3/A4」は、多品種少量生産のラベルやシートに対応し、印刷データとの比較検査を1台で可能とする。

非接触型 大判検版機 S-Scan LNC
フラットベッド型 検版システム S-Scan A3

「ユニットタイプ検査システム」は既存設備に組み込みやすい省スペース設計。NGマーキングなどの連動制御にも対応し、カスタマイズ提案も可能。展示会では動画と卓上デモ機で紹介される。

「ブランクス検査機」は基準線のない異形状にも対応し、両面同時の高速検査を実現。新ソフト「PolarVision」を搭載し、毎時12,900枚の精度ある検査が可能となった。会場では動画や小型デモ機を用いて解説する。

ブラザー工業が出展協力する「UV印字・情報検査システム」は、印字後の位置ズレや伸縮に強く、OCRやバーコードなどの情報内容を高精度で同時検査できる。さらに、新製品「S-Comet L」は卓上で利用できる品質検査機で、目視検査の負担を軽減し、誰でも簡単に高精度な検査を行える点が特徴だ。

クラウドサービス「UniARTS(ユニアーツ)」は、メーカーを問わず検査機データを収集・分析できる。AIによる欠陥分類オプションも備え、不良品ゼロを目指すDX推進ツールとして注目される。

  • ◆シリウスビジョン株式会社
    ブース番号:7-633(東7ホール)
    展示テーマ:生産現場の自動化・効率化
    出展分類
    検査機・検出機
  • 展示製品
    ■軟包装材・フィルム検査
     ・非接触型 大判検版機「S-Scan LNC」
     ・フラットベッド型 スキャナー検版システム「S-Scan A2/A3/A4」
  • ■グラビア製品・インライン検査
     ・ユニットタイプ検査システム(動画・卓上デモ機にて紹介)
  • ■ブランクス製品検査
     ・ブランクス検査機(動画・小型デモ機にて紹介)
  • ■最新の印字・情報検査
     ・【コンセプト展示】UV印字・情報検査システム(展示協力:ブラザー工業株式会社)
     ・【新製品】卓上品質検査機「S-Comet L」
  • ■DX推進ソリューション
     ・DXクラウドサービス「UniARTS(ユニアーツ)」
  • 会社概要
     所在地:〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島7-4-17 新大阪上野東洋ビル12F
     TEL:06-6301-1555 FAX:06-6301-1557
     E-mail:solution@uenocorp.co.jp
     公式サイト:https://siriusvision.co.jp/

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