富士フイルムBI ワークフローソフト「Revoria XMF PressReady」が国際的デザイン賞IDEA 2025でファイナリスト選定 iFデザイン賞に続く快挙

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は、国際的デザイン賞「IDEA(International Design Excellence Award)2025」で、デジタル印刷向けワークフローソフト「Revoria XMF PressReady」がファイナリストに選ばれたと発表した。同アワードは米国インダストリアル・デザイナー協会(IDSA)が主催している。
同社製品がIDEAのファイナリストに選定されるのは今回が初めてとなる。

世界三大デザイン賞の「IDEA」で高評価

「IDEA」は1980年に創設され、ドイツの「iFデザイン賞」「レッドドット・デザイン賞」と並ぶ世界三大デザイン賞のひとつとされる。

デジタル印刷ワークフローソフトウェア「Revoria XMFTM PressReady」

デザインの革新性、ユーザーベネフィット、社会的インパクトなどが審査基準となり、一次審査を通過した製品がファイナリストに選出される。その中から「ゴールド賞」「シルバー賞」「ブロンズ賞」が決定する。

今回選定された「Revoria XMF PressReady」は、デジタル印刷の入稿からプリプレス、印刷、各プリンター操作までを統合的に管理するワークフローソフト。工程の自動化により省力化とミス削減を実現し、多品種小ロットや短納期に柔軟に対応できる。直感的な操作画面も特長で、専門知識の有無にかかわらず効率的に運用できる設計となっている。さらに「FUJIFILM WORKFLOW XMF」と組み合わせることで、オフセット印刷とデジタル印刷を統合したハイブリッドな生産環境の構築も可能となる。

iFデザイン賞に続く受賞

「Revoria XMF PressReady」は、2025年にはドイツの「iFデザイン賞」も受賞しており、今回のIDEAで二つ目の国際的評価を得たことになる。

なお、同グループからは双眼鏡「FUJNON BINOCULAR TECHNO-STABI TS-L 1640/2040」がゴールド賞、放送用ズームレンズ「FUJINON HZK14-100mm」やインスタントカメラ「instax mini 99™」がブロンズ賞を獲得するなど、計7製品がファイナリストに選ばれている。

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