リコージャパン KICK STARTセミナーで印刷から派生するビジネスを提案

紙アプリで利用した絵をクリアファイルに印刷。PP素材を利用し、裏から印刷、白打ちしている
紙アプリで利用した絵をクリアファイルに印刷。PP素材を利用し、裏から印刷、白打ちしている

リコージャパンは8月3日、オンラインセミナー「KICK START 2020 オンライン~印刷会社様×リコージャパンでAfterコロナもKICK START~」を開催した。

“KICK START”はリコージャパンが提案する新ビジネス、新事業創出のソリューション。印刷会社が持つ強みと、リコーが持つ技術・ノウハウを掛け合わせて、印刷から派生する新しい価値を生み出す。

セミナーではイベントソリューション「RICOH 紙アプリ」の活用方法を紹介。紙アプリはスキャナーで読み込んだ子供などが描いた絵がデータ化され、画面上を動き回るというもの。海中や街中などの背景や絵のデータの動きを変えることで、生き物や自動車のように絵が動く。これにより店舗などで顧客の滞留時間を伸ばすことができる。

紙アプリで使用した絵は、プロダクションプリンター「RICOH Pro C7210S」によりクリアファイル印刷や耐水シール印刷、「RICOH Pro C9210S」によるエンボス紙印刷で、ノベルティグッズとして利用。これにユニークQRコードを加えてWebサイトに誘導し、収集したサイトでの閲覧履歴をもとに、効果の高いダイレクトメールにつなげるなどのビジネスモデルが紹介された。

ガーメントプリンタで印刷した販促向けマスク
ガーメントプリンタで印刷した販促向けマスク

また、紙以外のビジネスではガーメントプリンタ「RICOH Ri100」を利用したマスクや紙袋などへの印刷など、新しい印刷アプリケーションも提案された。

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