【page2019】モリサワ “Image 2020”をテーマに、社会環境の変化を捉える

モリサワは“Image 2020”をテーマにpage2019で、大きく変化する社会環境を印刷市場に到来するチャンスと捉えた新たなビジネスを提案する。目前に迫る改元や、来年開催される東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会、拡大するインバウンド、地方創生、働き方改革など、様々なシーンに役立つソリューションを紹介する。

主な出展内容は、フォントソリューションの『MORISAWA PASSPORT 新書体』、『UDフォント』、『MORISAWA BIZ+』、『TypeSquare』、多言語対応電子配信ツールの『MCCatalog+/Catalog Pocket』、組版ソリューションの『MC‐Smart3』、可変印刷ソフトウェア『MVP 7』。

『MC‐Smart3』は、生産性・操作性・文字品質を考えながら、現在の出力技術に対応できる仕組みを搭載したレイアウトシステム。組版処理の体裁指示としてMCLコマンドという、電算写植譲りの組版タグを用いて大量の組版処理を短時間で対応する仕組みを備えている。文字合成や振り分けなどの日本語組版ならではの表現だけでなく、文章の成り行きで自動伸縮する相対罫などの図形印字もこの組版タグでコントロールできる。組版タグの設定は、レイアウト結果をプレビュー確認しながらのメニュー形式でオペレータも容易に対応する。

また各種オプションソフトも用意。Wordデータの設定を生かして入稿データの処理を容易にする『Smart‐WordIn』や、Wordデータへ変換して二次利用のハードルを下げる『Smart‐WordOut』、索引処理の作成を大幅に効率化する『Smart‐index』、データベースなどに組版情報を高速かつ柔軟に付与する『Smart‐MXP』など、業務効率を着実に改善できるソリューションとなる。

オンデマンド印刷機(POD)の最大の特徴である「1枚単位で出力できる」ことと、「出力される内容が変化すること」を効率よく実現するバリアブルソフト『MVP 7』は、業界トップクラスの導入数を誇る。名刺、郵送物の宛名、連続番号(ナンバリング)をはじめ、バリアブルを必要とする印刷物を簡単に処理可能。元データをExcelなどで用意し、それを取り込んだ上でレイアウト処理してから出力する。出力と同時に面付けまでできるため、出力効率に大きく寄与しながら用紙コストを削減する。さらにPro版であればバーコードの可変出力やページ物の可変印刷物にも対応、物流伝票や事業報告書への透かし印字などにも対応できる。

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