京セラドキュメントソリューションズ株式会社は、９月10日から12日まで東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展 2025」で、製造現場での無人搬送ニーズに応える無人搬送車（AGV：Automated Guided Vehicle）を参考出展する。ブース番号は7-707。長年の開発・運用経験を結集した今回のAGVは、シンプルな操作性と現場適応力を兼ね備えた製造現場向けソリューションとして注目される。

同社は30年以上にわたりAGVを活用し、そのうち10年以上は自社開発のAGVで複合機やプリンターの効率的な生産を支えてきた。今回展示されるAGVは、これまで培った知見をもとにシンプルで操作しやすい設計となっており、汎用テープを用いたルート設定によって多様な製造現場に柔軟に対応できる。

安定稼働と運用負担軽減を実現

今回のAGVは、リモート監視による予兆保全機能を搭載し、トラブルの未然防止を図ることで安定稼働を実現する。作業者の運用負担を軽減する設計で、人材不足が課題となる現代の製造現場において生産性向上に大きく貢献する。手軽に導入できる信頼性を備えたAGVは、多様な生産現場の課題を解決する頼れるパートナーとして期待される。

会場で実機展示とデモンストレーション

展示会場では実機によるデモンストレーションも予定されており、来場者はAGVの操作感や性能を直接体験できる。京セラドキュメントソリューションズは、AGVの性能と利便性を通じて、製造現場の効率化と安定稼働の実現をアピールする。

国際物流総合展 2025　開催概要

• 会期：2025年9月10日(水)～12日(金) 10：00～17：00
• 会場：東京ビッグサイト 東展示棟 4-8ホール
• 出展内容：AGVの実機展示およびデモンストレーション
• 公式サイト：https://ie.logis-tech-tokyo.gr.jp/
  ※招待状・事前登録証持参者は無料、一般参加者は3,000円