凸版印刷 GPS連動でコンテンツを配信

凸版印刷は、観光客が現地でスマートフォンなどの端末をかざすと、史跡や産業遺産などその場所ならではの情景を鑑賞できるGPS連動型コンテンツ配信プラットフォーム「ストリートミュージアム」を開発し、10月中旬から本格的に販売を開始する。
「ストリートミュージアム」は、現存の城跡や産業遺産などが華やいでいた往時の情景をユーザーの位置情報と視野に合わせてリアルタイムにコンピュータグラフィックで再現する仮想体験プラットフォームサービス。シームレスに過去だけではなく未来都市など自由にタイムトリップできる。凸版印刷独自の情報管理・配信サーバー、リアルタイム・レンダリングシステム、閲覧アプリケーションを基盤(プラットフォーム)とし、他の観光アプリなどとも連携できるAPI(共通のインターフェース)も提供する。共通基盤を活用することで開発コストを大幅に削減できるだけではなく、ユーザーが複数のアプリをダウンロードする手間や使い方を覚える必要がなくなる。

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