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東京技術協会 XR展で『ハイブリッドマニュアル』を披露 “欠けたパーツの接着剤”として全体最適化へ

 株式会社東京技術協会は、6月29日~7月1日に東京ビッグサイト東展示棟で開催された第2回XR総合展夏に出展し、課題解決型ソリューション『ハイブリッドマニュアル』を披露した。

 『ハイブリッドマニュアル』は、同社のテクニカルイラストレーションやパーツカタログ・マニュアルづくりのノウハウと、3D分野で最新のIT技術を駆使する企業との協業による、ものづくり企業(製造業)に向けた全体最適化を実現するサービス群。技術情報メディアのプロデュースにより、コストダウン、アウトソーシング対応、CADデータ軽量化、効率化など、各企業の課題解決に必要な“欠けたパーツの接着剤”となる。

 同社ブースでは、3Dスキャンを得意とする原製作所、3Dドキュメントツールに強い SCEAN 、ARナビを取り扱う写真化学、AR・VR制作を専門とするハコヤの4社との協業が織りなす『ハイブリッドマニュアル』の構想を展示。同社ブースを訪れた多くの来場者にそのコンセプトを説明し関心を集めた。

 『ハイブリッドマニュアル』の意図ついて同社の鈴木將人代表取締役は、「“ハイブリッド”には、マニュアルやカタログなど情報コミュニケーションツールを3D技術の活用で1つのサービスとしてまとめることと、紙やPDFからAR、VR、アプリまで多様なメディアを最適に組み合わせて無駄のないかたちで提供するという2つの意味を持ちます」と説明する。

 同社は今回の展示をテストマーケティングの位置付けとして、来場者の反応から拾い上げた課題やニーズをもとに『ハイブリッドマニュアル』の内容をブラッシュアップしていく。

鈴木將人代表取締役(中央左)とマーケティングを担当する赤坂直恵氏(中央右)
多くの来場者が訪れた東京技術協会ブース

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