大塚商会 『たよれーる AIチャットボットサービス』を大幅に刷新 API連携で基幹系システムの情報もチャットボットで回答可能

AIチャットボットサービスのイメージ
AIチャットボットサービスのイメージ

今回の『たよれーる AIチャットボットサービス』では、REST APIの実装により、EAIツール(業務システム統合ツール)との連携が可能になった。連携したEAIツールを介して基幹系システムの顧客情報や商品情報、売上情報等をチャットボットから直接検索・参照することで、従来のチャットボットではできなかった変数回答を実現する。同サービスの導入により、顧客は定型的な問い合わせ対応業務を大幅に削減することで業務を効率化でき、チャットボット利用者が知りたい情報をスムーズに提供することで顧客満足度を向上することができる。

また、同サービスではIBM社が提供するIBM Cloud のWatson AssistantとGoogle社が開発したBERTをベースとした自然言語処理の機能を実装。BERTは事前に辞書サイトで日本語学習をしているため、AIへの学習データも短期間で作成できる。Watson Assistantへのチャットボットのシナリオ学習も管理画面から簡単にできるため、契約から稼働までのチャットボットの構築期間を短縮化する。

『たよれーる AIチャットボットサービス』の特長
『たよれーる AIチャットボットサービス』の特長

導入企業では、社内や社外からの問い合わせである「よくある質問」「FAQ」などを学習データ化し、AIチャットボットへ学習させることでFAQを自動応答化、REST APIの実装によるEAIツール連携により、FAQでは対応できない、基幹系システムやその他データベースの情報をリアルタイムにチャットボット利用者へ提供することができる。

これまで人が電話やメールで対応してきたノウハウをAIへ学習させ、さらに社内データベースと連携させることで、問い合わせ対応業務の効率化、負荷軽減、顧客満足度の向上に寄与する。

大塚商会では、現在87台のAIチャットボットが社内、社外で稼働しており、毎月8.6万件の問い合わせ自動応答を行っている。社内活用で得たノウハウをチャットボット導入支援サービスとして顧客のチャットボット構築を支援するため、安心して導入できる。今後は、チャットボットへのストレージ機能、有人チャットの対応時間設定などの機能拡張を予定。

◆ソリューション名:『たよれーる AIチャットボットサービス(Ver.6)』

◆標準環境:管理機能、チャットボット、Watson Assistant、BERT ※それぞれをお客様専用環境としてクラウド上に構築・提供 ※BERTの代わりに IBM Cloud Natural Language Understanding(NLU) も利用可能 ※NLUを利用する場合、別途IBM Cloudの用意が必要

◆価格(税別):月額4万円~ 初期費用21万円~

◆サービス開始日:2022年3月1日

◆販売目標:100契約(2022年末まで)

『AIチャットボットサービス』紹介サイト https://www.otsuka-shokai.co.jp/products/ai-iot/chatbot/introduction/

◆問合先

株式会社大塚商会 統合戦略企画部データ基盤推進課

電話:03-3514-7562 e-mail:data-kiban@otsuka-shokai.co.jp

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