凸版印刷 多言語の商品情報を紙で出力するセルフカウンセリング端末を開発

凸版印刷は、商品情報が紙出力できるタッチパネル式の多言語対応セルフカウンセリング端末を開発した。訪日外国人観光客向けの商品を展開する流通・メーカー向けに2016年6月上旬に販売を開始する。新製品は「何度も旅したくなる日本」の実現を目指す同社の「旅道(たびどう)」プロジェクトの取り組みの一環。

新製品は、商品情報を多言語で表示するだけでなく、その情報を紙出力できるタッチパネル式の多言語対応セルフカウンセリング端末で、訪日外国人観光客へ店頭で多言語対応した商品説明が可能になる。例えば、化粧品などの場合、コンテンツを診断形式にして利用者にタッチパネルで選択してもらいながら推奨商品を紹介することができる。紙で出力することもできるため、利用者はその商品情報や使用方法の説明を保管し、参照できる。

新製品は販売に先立ち、カネボウ化粧品が販売する高機能サンスクリーンブランド「ALLIE(アリィー)」のインバウンド向け店頭端末として、4月1日から沖縄県内の大型量販店に設置され、実証実験が行われる。

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