マンローランド JAPAN PACKにドイツ本社のVolkerSehrings氏(研究開発役員)来日 インテグレーションパイロット2.0、パッケージ印刷 などサンプル多数紹介

マンローランド・ジャパン株式会社は、JAPAN PACK 2025の東7ホール7-107ブースで生産現場の自動化・効率化に向けた印刷ソリューションを提案した。ドイツ本社からVolkerSehrings氏(研究開発役員、印刷ネットワーク品質管理機械工学)が来日しマンローランドの近況や、公開前の製品開発の最新情報を紹介した。VolkerSehrings氏は「マンローランド社は産性向上・省エネ・省力化を実現する最新技術で世界をリードしている。スマートファクトリーと新しいデジタル化の可能性、インテグレーションパイロット2.0を活用したソフトウェアで日本市場の発展に貢献する」と語った。

マンローランド・ジャパンの小玉泰史社長とドイツ本社のVolkerSehrings氏
JAPANPACのマンローランドブース
パッケージのサンプルを展示

 次世代オフセット印刷機「Roland 700 Evolution」が経済産業省・一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII)による「令和6年度補正予算「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金(工場・事業場型)」の「先進設備・システム」枠で補助金対象設備として採択されたことも紹介した。

 最新技術であるautoprint技術は、印刷プロセスの自動化と効率化を実現するために開発された、先進的な技術の総称で、印刷機の操作を自動運転し、省力化を実現し、高い生産性を維持することを目的としている。autoprint技術により、印刷ジョブの切り替えが完全に自動化される。

 インテグレーションパイロットは、printnetwork®︎の360°ワークフローパフォーマンスにより、ネットワークを統合することで印刷工場がより迅速に稼働し、JDF/JMFデータの転送、絵柄面積率の反映、プリプレス、印刷、ポストプレスに至るまでのソリューションを提供する。JAPANAPAC会場ではベタなどパッケージ印刷が展示された。

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