トッパンフォームズ 航空会社向け新手荷物タグを開発・提供

トッパン・フォームズは、独自の新機能を持つ、航空会社向け自動手荷物預け機対応の手荷物タグを開発した。

手荷物タグは通常、のりを裏面全面に塗布してあるが、一部にのりを塗布しない領域を設けた部分塗工を手荷物タグに初めて採用した(特許申請中)。手荷物タグは使用時に両端部分にあるのりを塗布した部分のみが貼り付くため、のり非塗布部分がリング状になって手荷物の取っ手とタグの間に空間ができ、手荷物の上方にタグがはみ出る「立ち上がり」現象を防ぐことができる。これにより、自動手荷物預け機内部の荷物サイズを計測するセンサーの誤感知をなくし、スムーズな運用を可能した。この結果、利用者の手荷物手続きの待ち時間が従来繁忙期に 10~20 分程度かかっていたものが、約5分程度まで短縮される。

新手荷物タグは、全日本空輸が採用し、2016 年 2 月から羽田空港の自 動手荷物預け機で使用されている。

部分塗工タグの場合、全面塗工タグと比べ、 手荷物の取っ手とタグの間に空間ができるため、タグの「立ち上がり」を防止
部分塗工タグの場合、全面塗工タグと比べ、
手荷物の取っ手とタグの間に空間ができるため、タグの「立ち上がり」を防止

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