ケイディケイ スーパーロング防水ロング圧着総合センター開設 「新開封はがき」「新開封封書」全自動化

KDK圧着フィルムの製造・販売のケイディケイ株式会社(木村義和社長)は、京都市南区西九条比永城町の本社に「スーパーロング防水ロング圧着総合センター」を開設した。KDKが独自に開発し海外特許5件、国内特許33件を有する「KDK圧着フィルム」と「KDKCMテープ」、加工機としてオフセット印刷用紙対応機「MSEシリーズ」、「MSCシリーズ」、ビジネスフォーム印刷用紙対応機「CPRシリーズ」、ビジネスフォーム印刷の「CPRシリーズ」を設置。ミシン(スジ入れ)、スリット(左右天地)加工の全自動化を実現した。

KDK本社ショールム加工センター
オフセット印刷用MSF
ビジネスフォーム用CPR

1982年に創業した同社は世界で初めて開封ハガキの製品開発に成功。郵政省(日本郵便株式会社)で初めて開封はがきをハガキ料金で送付できる許可を得た。圧着フイルムの「ハガキ・DMフィルム」と「CMテープ」で圧着加工する「スーパーロング防水圧着」は、雨・雪の日も100%開封でき、メール製作業務を強力にサポートする圧着DMとして市場から高い評価を得ている。「新開封ハガキタイプ(製本)」「往復はがき四つ折」は、耐水用など豊富なバリエーションを揃えた。「新開封封書タイプ」は四つ折りで「ブックタイプ(製本)」「オープンタイプ」の耐水用で紙面面積や封入封緘作業を省力化でき、十分な情報量を低コストで送ることが可能になった。

※上記は一例。12面(6ページ)まで加工が可能

また同社独自の「疑似接着技術」で開発したCMテープ方式の耐水性用新開封はがきと新開封封書は、水に強く、長時間水に浸っても紙が破れることなくCMテープに密着ガードされ情報内容が完全に保護される。

また同社はオンデマンド印刷用の圧着加工フィルムにおいても「KDKハガキフィルム」と「CMテープ」の2種類を提供。フィルムは従来2000メートル巻きで提供されていたが、顧客が年間で消費するには多すぎるため、1000メートル巻きの手軽なサイズで提供している。また加工機器の販売も行っており、最初は加工サービスを請け負い、顧客が実績を確認した後に機器購入を検討してもらうビジネスモデルを採用している。

製品イメージ

スーパーロング防水圧着
オフセットからビジネスフォームまで加工

長期間密着保存(加工後5年間有効)防水圧着の「スーパーロング圧着」はオフセットからビジネスフォーム、オンデマンドまで加工まで対応する。

  • ①最長4面圧着はがき(1種類)郵便料金85円
  • ②最長8面圧着往復はがき(3種類)シリーズ郵便料金170円
  • ③最長4~12面 圧着ロング名刺(10種類)シリーズ
  • ④最長6~12面圧着ロング特大はがき(5種類)シリーズ、郵便料金110円
  • ⑤最長4~12面 圧着ロング長3(9種類)シリーズ(郵便料金110円)
  • ⑥最長4~12面 圧着スリムB5・A5(各8種類)シリーズ(郵便料金140円)
  • ⑦最長4~10面 圧着ロングA4・B5・A5(各8種類)シリーズ(郵便料金140円)の圧着加工

同社の「スーパーロング防水圧着」は、DM加工後、約5年間の開封使用が可能で長期保存に耐える強い粘着力を持つ。また、水に濡れても無傷で開封でき、顧客に確実に情報を届けることができる。スーパーロング圧着は2折・3折ハガキから最長12面のスーパーロング製本DMまで幅広いサイズを用意。希望者には圧着加工案内のパンフレットを送付している。

▽ケイディケイ株式会社▽
本社:京都府京都市南区西九条比永城町71
℡:075ー671-7158

KDK本社

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