キンコーズ 紙図面の「CADデータ化サービス」を開始、図面画像をCADデータに変換へ

キンコーズ・ジャパン株式会社は、「CADデータ化サービス」を開始した。同社は企業内に蓄積された大量の「紙文書」を「電子化」し、旧来の紙を中心とした業務フローの見直しを支援する「文書電子化サービス」を展開している。今回、提供を開始する「CADデータ化サービス」は、オフィスに眠っている紙の図面や過去にPDF化したが活用できていない図面画像をCADデータに変換するサービス。


図面は土木・建築物、製品や部品などの設計図として欠かせないものだが、国土交通省が推進するCALS/ES(電子入札、電子納品、情報共有など)の普及と自治体のデータ化推進の拡大により、設計会社、建物管理会社、店舗を持つ企業などでCADデータ化のニーズが高まっている。しかし、20年以上前の古い建物は紙の建築図面しか残っていないケースが多く、改装工事などの際に必要なCADデータへの書き起こしには時間と工数がかかっている。
これに対してキンコーズは、ドキュメントを中心として展開してきた「文書電子化サービス」で蓄積したナレッジを活かし、紙図面からのCADデータ化を行う。
さらに、このCADデータをクラウドストレージに安全・便利に一元管理できるワンストップソリューションを実現する。これにより、顧客の「CALS/ES対応」、「BCP対策(非常時の業務継続)」、「オフィスのスペースコスト削減」、「検索機能などによる生産性の向上(業務効率化)」をサポートする。
同サービスは、スキャニング費用+管理費(スキャン費用の20%)で、A1サイズの図面 1枚8,800円~(図面の煩雑さにより、都度見積もり)。

「CADデータ化サービス」の詳細はWebで紹介

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