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コダック ドイツ・WKSグループに超大判サイズプレートセッター『KODAK MAGNUS Q4800』世界1号機

2021.5.18

MAGNUS Q4800

MAGNUS Q4800

イーストマン・コダック社は、ドイツのWKSグループから、KODAK MAGNUS Q4800プレートセッターの世界1号機を受注した。

受注したCTPシステムは超大判サイズ(XLF)で、96ページ用オフセット輪転印刷機向けに最大1,600×2,900mmのプレートサイズにイメージングすることができる。シャープな網点を形成するKODAK SQUARESPOTイメージング技術が搭載されており、安定性、精度、信頼性を提供し、効率的な刷版作成と高い印刷品質を実現する。

WKSグループは、ドイツ国内のエッセンの拠点(Westend Druckereibetriebe社)向けにMAGNUS Q4800プレートセッターを発注。ここでは最大80ページ用ヒートセットオフセット輪転印刷機で生産している。WKSグループの社長であるRalph Dittmann博士は、今回の先駆的な投資について「わたしたちがMAGNUS Q4800を選んだ重要な理由の一つに、UVからサーマルテクノロジーへの移行があります。もう一つの利点は、より高いイメージング能力です。わたしたちは、コダック社の技術的専門知識のレベルを非常に高く評価しており、そのため、大判サイズ対応のプレートセッターにおいて再びコダック社と連携するという決断に何の迷いもなく至りました」と述べている。

WKSグループ向けMAGNUS Q4800には、4種類のプレートサイズ用のXPLパレットローディングユニットとインラインパンチが搭載される。エッセンでのCTPシステムの稼働開始は2021年第4四半期の予定。

WKSグループは、ヨーロッパのドイツ語圏における有数の印刷メディアサービスプロバイダーの1社。現在、ドイツ全土の6ヵ所の拠点にある9社の企業で815人の従業員を有している。総合印刷企業としてオフセット輪転印刷と枚葉印刷に加え、デジタル印刷と後加工まで含めた多様な設備によって、1部から膨大な量の印刷まで幅広い分野でサービスを提供。また同グループは、戦略的な視点を持つ先進的な印刷サービスプロバイダーとして、フルフィルメントとクロスメディアに関する専門知識も有している。